容姿・経歴・その他メモ

･性格
常に何かに怯えており、被害妄想が激しい高校生。ピュアサラマンダーで性質は「炎」
おとなしい印象を受けるが、UGN教官を意識不明の重傷になるまで叩きのめした過去を持ち、UGN内では危険な扱いを受けている。
UGNに所属する理由は、自身の力を制御すること、そしてもう一つの人格を消すため

・もう一つの人格について
彼には内なるもう一つの人格が存在する。普段は抑えられているが浸食率が高まったり、正の心が揺らいだ場合に発現する。
もう一つの人格は好戦的で荒い性格、尚且つサラマンダーの性質も「氷」に変わる。
その戦いぶりは、まさに一騎当千、並のオーヴァードが束になったとしても彼の前では、丸ごと氷づけされてしまうだろう。
ただし、正からは忌み嫌われている。
UGN研究機関では、普段抑圧している感情を解放した姿なのではないかと考察されている。

履歴

今まで生きてきて、ロクなことはなかった。学校で内気な性格のせいでイジメられ、家では優秀な弟のせいで居場所がなかった。
オーヴァードになったことで、自分は特別な存在になれるのではないかと期待に胸を膨らませていた。
だが、チルドレンになった彼を待っていたのは、地獄の訓練の日々だった。
体力を付けるために、一日に何キロも走らされ、その後にある実践を想定とした訓練では、教官に気を失うまで、容赦なく攻撃された。
そんな日々が続き、自分は特別じゃないと思い知らされた。ある日の戦闘訓練にて事件が起こる。
いつも通りに教官の攻撃を受け続け、立ってなくなる。早く訓練が終わらないかと内心思っていると視線を感じた。
誰かが僕のことを笑った気がした。なんとなくみんなからの哀れみの目感じた
「もうこんなのはいやだ、誰か助けて」
その声に応えるように、次の瞬間まるで全身が凍ような感覚が身を襲い、気を失った。

目が覚めると、椅子に縛られていた。目の前に教官達が怖い顔をしてこちらを見つめている。
その後になぜ縛られているのか、何があったのかを説明された。
教官を凍結させ叩きのめし、その後に現場にいたチルドレンと教官達を見境なく襲いかかった。
何とか総出で暴走を止めることは出来たが
信じることが出来なった、ここにいる教官達がみんな口裏を合わせて騙そうとしているじゃないかと思っていたところ
その大暴れをしている時の映像を見せられた。そこには間違いなく僕が映っていた。
仲間達を傷つけて、狂気的な笑い声を上げる僕がおり、信じざるおえなかった。
でもそんな記憶も実力もないし、そもそも僕は氷なんて使うことは出来ない。
そして信じられないが僕の体には、僕以外にもう一人の人格があることを
教官達は向き合い方を一緒に考えてくれるとか言ってたけど、こんな危険なやつと一緒なんて無理だ。コイツのせいで僕はもうどこにも行くことは出来ないんだ･･･

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