平均身長。太りにくいけど筋肉がつきにくい体質なので細身。そこそこおしゃれして小綺麗にまとめてる。やや普段から厚着ぎみ。

謙虚な善人を演じているが、シンプルな才能のなさと捨てられたことに対して劣等感とそれへの行き場のない怒りをバッキバキに滾らせている。
外面に出力しないよう努めているが、感情が昂ると普通に溢れ出てくる。いつもギリギリで生きている女。
シャワー浴びながら叫んでそうなPCランキングぶっちぎりの1位。

空気中の水分を固めて氷の針を生成し、急所をブッ刺す。アイスピックくらいのデカさはあるが、剣とかと撃ち合ったりするとすぐ壊れる。自分の血を纏わせて貫通力を高めたり、体内で暴れさせたり、凍らせて相手の動きを鈍らせたり。弱いなりに色々頑張ってはいるので貫通力は下手な鎧を貫けるくらいはある。
低い威力で上手く殺す方法を模索しまくったので人体の急所にめちゃくちゃ詳しい。
大体陰湿なケンシロウ。
本気の戦闘をする際は体を極低温まで冷却し、血流で生まれる熱のみで生命維持に必要な臓器を動かし続けるという荒技を行う。死にてぇのか。

オーヴァードとしてはかなり下の方。1番強く発現している(レベルが高い)のが借り物の力である《シャインブレード》なあたりって感じの女。
《夜魔の領域》、《聖なる血槍》などの高出力のエフェクトが使えるブラム＝ストーカーの方はそこそこやれるが、サラマンダーの能力がとにかく弱い。
炎はほぼ体温調節とかのレベルでしか使えず、氷もそこまで強くない。
出力の低さを装備や手術などで無理やり伸ばしているため、体のあちこちに手術痕が残っている。

オーヴァードの再生すら凍てつかせる圧倒的な出力。どんな装甲も穿つ貫通力。察知不可能の隠密性。その全てを兼ね備えた暗殺特化のオーヴァード、『コードネーム:｜霜の王《ユミル》』を賢者の石を用いて生み出すための計画。
複製体により強力なエンジェルハィロゥ因子を受け継ぎ、弱いながらもサラマンダーのシンドロームを持つ薫は賢者の石の器の第一候補だった。
計算上では賢者の石の作用によりサラマンダーの能力出力が飛躍的に上昇し、ほぼほぼ当初の計画通りのオーヴァードが完成するはずだったが、移植を予定されていた賢者の石は薫を拒絶。計画の頓挫と共に、ただの一般的な複製体となった薫はそのまま廃棄処分されることとなった。