中性的で無口薄目、感情の薄い仕事人間。エナジーバーと栄養ドリンクは複数常備。
基本的に仕事の迅速な遂行以外に興味は無く、衣服は殆どが無○良品等の安物。冗談はするのもされるのも苦手。
だが人情はそれなりにあり、目の前で困っている人は放っておけないタイプ。これはノーツが『良き隣人の力となる』事を第一に考えていることから。
「いつ死んでもいいが、まだ力になれるのなら成らなくてはならない」、「この命は適切な時に使う」。彼の根源。
なお同類=他の"白板"シリーズ及び同意義の複製体は例外、消耗品なので。と考えてはいるが、彼らの危機にも勝手に身体が動いてしまう。
積み上げた成果の支払いなのか、良く他個体に命を以て危機を救われることが多い。どうせ消耗品ですからね、いいんじゃないですか？
　　
彼は自身を「無慈悲冷酷な冷徹人形」と定義しているが、周囲からは「不器用優しい」「コメディ抜いたド○えもん」「ケット○ー」等々の良評価。なお噂として広がっている為本人はその事を知らない。
休日はやり残した仕事の片付けや他人の手伝い、次の仕事の準備をしている。休めって言ってんだろ。

戦闘時はオルクスシンドロームに類する空間歪曲能力による攻撃が主。
ノーツの本領は非戦闘時にあり、ノイマンシンドロームらしい情報収集・種を問わない知識・他組織との交渉役と多岐に渡る方面で活躍する。
「とりあえず」で逐次局所的な支援も行えるため、器用な立ち回りも可能。器用貧乏。
斥候役には向いていないので其処だけ難点。

UGNの汎用型複製体"白板"シリーズ。識別番号SFS08、個体名ノーツ。
特定の目的に突出した能力を持たない代わりに汎用性・成長性が高く様々な用途に転用可能とされる。
強いて言うのであれば、「耐久性が低い代わりにレネゲイド能力を高出力かつ安定して行使できる」がある程度。
そんな"白板"において、数少ない『長寿』が彼。産まれて最初に発現した領域操作の転用による回避能力を使用して様々な実験を耐え抜いた。
領域制御による周囲制圧能力の向上と同時に、耐久性実験の被験役を回避するために事務能力や交渉能力への高い適性を獲得する。
能力の幅広さを買われて「"白板"の完成作」とも謳われるようになり、現在はUGN本部で事務作業をしながら多くの支部へのピンチヒッター役を任される事が多い。

“白板”シリーズは基本的にアールラボを始めとしてUGNの幅広い部門で研究されるシリーズであるが、その中でノーツとその姉妹個体は例外個体として扱われている。

その原因が、「UGN外部からもたらされた個体」であるからである。
礼装開発部門、スリーセブン。霜星という「魔街」から送り込まれた個体だからだ。
従来『数字五桁』で管理される識別番号が異なるのはその為。
ちなみに正しい識別番号としては『Soul:Frost Star 08』。責任者曰く「霜星で作られた八つ目の魂」。

性能自体は他の“白板”と何ら変わらないが、精神面に良くも悪くも不安定さが見られるのが『SFS』の特徴。