容姿・経歴・その他メモ

──物理的にも精神的にも、少し「浮いている」女の子。

「これは──とても甘い、こんぺいとのような、出会いですね」

ふわふわとした印象を受ける少女。ちっちゃいし軽いしそもそも常に浮いてふよふよと移動している。その移動の姿は本当に「ふよふよ」という効果音が聞こえてきそうなほど。背が低い不思議ちゃんで、自身の感情や人の性格、出来事を形容するのによく的を射ない曖昧な比喩を使う。言葉も基本は平易な表現を使うが、たまに難しい言葉や硬い言い回しを行う。

物心ついたときから父親がおらず、母親の女手一つで育てられてきた。どうやら父親と離婚しているわけではないようだが、どういう事情があってそうなったのか、彼女は知らない。ただ、幼少期に父の声でレネゲイドに目覚めたようなおぼろげな記憶のみが残っているが、事実であるか定かではない。

レネゲイドの黎明期、彼女はUGNに最初に拾われたからUGNに所属しているだけであり、FHに拾われればFHに所属していたかもしれない。何もかもが不安定なその時期に、彼女はなにか拠り所が欲しかったのだ。……もっとも根が善良寄りであるため、正義を大義として掲げるUGNに拾われたのは僥倖だったかもしれない。

ふよふよとしてるが動作が緩慢というわけではない。戦闘時は『魔眼』を操り(彼女の『魔眼』は一般的な黒ではなく純白)、重力の鎚を振り回す。

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