容姿・経歴・その他メモ

一人称

私、わたし

二人称

～さん、～くん（基本的に苗字）、コードネームを直接（アッシュ・レドリック、FH等の敵対者、本名不明の場合）

髪色

ブロンド

瞳色

橙

〇現在

いつも笑顔を浮かべており、優しそうな雰囲気で喋る女性
ただし、雰囲気が優しいだけで口が悪くなることも少なくない
過去よりも現在の状態を重要視する傾向が強く、基本的に過去の情報から偏見で接することがない
支部長室こそあるものの、あまりそこに居ることはなく、なんなら支部にすら居ないことも多い
そのため連絡については持ち歩いている端末で応答することの方が多い
また、支部を不在にすることを他人に言わないため、実質の失踪癖のようなものがある
10時間くらい行方不明になった後、北海道土産を手渡されたエージェントも居る

本部からの出向エージェントであり、日本支部属ではなく、本部エージェントとして登録されている
特にアッシュ・レドリックと連絡を取っているらしいが、犬猿の仲で有名
本部に配属されている頃から衝突こそしなかったものの、お互いに今でも気の置けない間柄だと周囲に言っている
このように不仲なのだが、付き合いが長いばっかりに行動理念などは理解し合っている
そのため、体よく使ったり使われたりとで貸し借り自体はあるという

支部の表向きは紅茶の茶葉を専門に取り扱う個人事業の販売店
バックヤードの倉庫に出入口があり、こちらから支部の本体に出入りする形となっている
基本的にエージェントやイリーガルたちは客か店員として出入りさせており、お店の運営はひひるが直接行っている
珍しい輸入品なども取り揃えていることから常連も多く、そう言う人達から噂を聞くことで、情報収集にも役立てている
なお、アッシュはコーヒー好きであり、こういうところでも趣味が合わない

〇過去

10年前に起きた『迦楼羅事件』の生き残りとしてUGNに保護されたオーヴァード
記憶障害として事件の詳細や、事件以前の記憶を失っており、名前すら思い出せない状態であった
荷物等も紛失しており、どこの誰かわからないオーヴァードとして拘束されていたものの、本人は捜査に協力的であった
その後の調査で、事件後に活動している形跡がなく、本人の能力と似た報告の多いオーヴァード“行先のない旅路(ポイゾネルモス)”と断定され、以後はそのコードネームを名乗ることとなる
事件以前の“行先のない旅路(ポイゾネルモス)”はUGNと積極的な関りは無かったものの、独自にFHと交戦していたとされている
UGNと遭遇した際も無口で、本人の情報は残さなかったほど徹底されていた
そのため、現在の名前は偽名で、後に作成されたものである
年齢も推定ではあるものの、保護された後の成長などからほぼ間違いがないことが分かっている

UGNに保護された後は任務へ積極的に参加しており、本人の適性が認められて支部長へと就任する
しかし、単独行動で情報収集を自らの足で行うということが多く、その辺りを一部のエージェントたちに咎められる姿も少なくない
本人も「なぜか分からないが、これが性に合っている」というので、記憶を失う以前からの行動が原因なのではとされている
また、単独行動が多い都合でFHやゼノス等と接触することも少なくなく、FHの場合は強襲という形もある
だが、のらりくらりと逃げたり耐え忍んだりと切り抜けている
逆に、接触の多さや正体が分からないことから、犬猿の仲であるアッシュ・レドリックからスパイ行為の疑いという難癖をつけられている
なお、本人は気にしていない様子

〇戦闘スタイル

自身の身体から発生する毒素をしみこませた砂を散布し、砂と薬品で見せる幻覚で精神的に摩耗させる戦い方をする
具体的には相手の身体が砂などになって崩れていくように誘導するのを得意としている
周囲に散布されている砂は光の角度で色が変わるため、これが鱗粉に見えることからコードネームが付けられた
（もっとも、本人かどうかはわからないのだが）
しかし、武器を作ることは不得意としており、直接相手を傷つけることが出来ない
これが理由で武装を取り寄せることも少なくない

〇チラシ裏

“ミリオンサンズ”アッシュ・レドリック

『迦楼羅事件』の後にUGN本部へと配属され、その際に査察部の同僚として活動していた頃からの腐れ縁
当時は互いに出し抜くためには（良識の範囲で）割となんでもしていたが、現在は表向きは協力体制ということにしている
味方とは言い難いが、敵でもなく、無駄に有能なので利用し合っているというのが正しいことも少なくはない
そんな“ミリオンサンズ”と関わりが深いため、ひひるは“改革派”として見られることが多い
そんなものに入ったつもりは、まったくもってこれっぽっちもないのだが、都合がいいこともあるので言わせるだけ言わせている
日本のお歳暮という文化を利用してわざわざ紅茶を送りつけてみたら、カウンターでコーヒーが送られてきたので部下に渡した

“聖なる瞑想者”藤崎弦一

本部時代の知り合いで、ただの先輩というには仲が良い方である
ある意味で精神面での師匠と思っているが、本人には伝えていない
日本の一支部を任された際に「本部が日本支部を直属にしたがっている」という情報と共に霧谷雄吾にもしものことがあった時に、力になって欲しいと頼まれている
そこまで言うなら自分でやったらいいじゃないかと思わなくはないが、頼られることが嬉しくもあるので黙ってうなずいておくことにした
なお、連絡は取りあっておらず、アッシュの口からたまに嫌味と同時に噂を聞く程度である

“茶葉販売店”アクチアス

ひひるが支部の表向きとして使用している紅茶専門店
単純に紅茶が好きなだけで選んだのだが、案外店として成り立っているので自分でも驚いたほど
なお、海外からの仕入れ元は本部時代に知り合った紅茶店の人達で、交換で日本でしか手に入らないものを提供していたりする
そう言う繋がりがひひるにとっての少しばかりの日常であることは間違いない
もっとも、引退して紅茶の繋がりだけで一生を送るには、少しばかり遅すぎたのだろうと、日々の中で思うことがある

セッション履歴