元UGNの中枢評議会の直属エージェント、スポークスであり狙撃手。現在はUGNのイリーガルとして扱われている工作員。
非オーヴァード評議員の護衛を務めていたチルドレンだが、評議員の暗殺と部隊の壊滅により行き場を失った際にその能力に目を付けたローザ・バスカヴィルに半ば私兵に近い形で拾われている。
出身はアメリカ。孤児であったが秘密裏にレネゲイドの実験に提供された素体であり、カルフォルニア支部にて保護されている。狙撃手としての戦闘力はその頃に培った。その後は特異なオーヴァードとしての性質を見出されUGNのスポークスとして雇用されていた。
各地を転々とすることにはスポークス時代で既に慣れており隠密行動を得意としていたが、部隊の壊滅の際には自身が目立たなかったが故にその惨状を全て目にすることとなった。その際の精神的なショックで衝動が強まり、現在はレネゲイドが暴走すると性別が反転する、という肉体的な変異が顕れるようになっている。

エンジェルハイロゥの超感覚を活かした相手の索敵と狙撃……の中でも極度の集中とレネゲイドの活性によって点を穿つことで相手の行動を潰す反撃を可能とするが、それなりの状況を揃えなければ不可能な技でもある。かつてはエンジェルハイロゥのピュアブリードだったが、後天的に発現したエグザイルのシンドロームを使い、自身の骨を埋め込んだ銃弾を相手に当てることで一時的にだが相手の思考操作を行うことができる。

一人称：おれ　二人称：キミ
表情はあまり動かずローテンション。勤勉で渡された任務には忠実なチルドレンらしい気質は備えているが内面の感情はそれなりに豊かで効率主義であるが故のめんどくさがりなため対人でもやや気だるげ。かと思えば物怖じせずに思ってることははっきりと口にするため、人が思ってるより本人の感覚で生きてる。自身を拾ったローザ・バスカヴィルが日本支部に赴いているので日本語は勉強して喋れるが、読み書き……特に漢字はあまり得意ではない模様。

暴走時は普段とは打って変わり目立ちたがり屋で好戦的かつよく喋り、人との接触にも積極的になる。肉体は変化しつつも自己の認識もきちんと男のまま（肉体の変化は理解している）。記憶もしっかり残っているので普段の会話で他人からこのことを指摘されるのには難色を示すも、まぁ仕方ないよな、と半ば開き直っている。

言うと価値が下がる、という本人の思考により滅多に口にしないが、戦う理由は他を護るために己の力を使う『正義の執行』のため。

①D:潜伏者
S②かつての仲間[GR]　P 尽力 / ✓ N 悔悟
③ローザ・バスカヴィル　✓ P 誠意 / N 猜疑心
×④グレイファントム　 P 執着 / ✓ N 敵愾心
⑤東暁 ひまわり　✓ P 庇護 / N 不安
⑥月原朝芽　 P 有為 / ✓ N 猜疑心
⑦白晶 エリナ　✓ P 連帯感 / N 厭気