容姿・経歴・その他メモ

「どうか、わたしを殺してください。お願いします……!」
全身が猛毒の塊のFHチルドレン。
物心がついた時……気が付けばFHで教育や訓練を受けていた。
体が毒に侵されている彼女に触れる者こそいなかったものの、同じFHチルドレンとの会話はしており、
それがとても楽しく、嬉しかった。
しかしある日能力を暴走させ、自身の肉体だけにとどまらず、気体として毒を散布。
結果、多くのFHチルドレンやエージェントを殺害。
それ以降彼女に近づく者も、会話をする者も、誰もいなくなり、
命令は携帯端末などの遠隔で受け取り、戦闘訓練は隔離のために与えられた部屋で1人行っていた。
ひとり、だった。

ある日、1人だった部屋にアルフレッド・J・コードウェルが現れ、言葉を交わす。
そして“12”というナンバーをつけられ、彼女はマスターレイスのひとりとなった。

戦闘時は触れられる距離にいない相手の場合、毒を散布する。
至近距離の場合は相手に触れることで、効果的に毒で蝕む。
元のコードネームは“毒娘(ビーシュカニャ)”。インドに伝わる説話、ビーシュ娘から。

彼女の願い(欲望)はただ一つ。『誰かと会話をしたい』『誰かに触れたい』『誰かに愛されたい』。　死にたい。
ひとりぼっちは、嫌だから。
しかしそれらは本当の欲望ではないとコードウェル博士に評されている。

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