容姿・経歴・その他メモ

（設定）
天涯孤独の高校生。
生まれた時に両親に捨てられ孤児院に拾われて育つ。
六白傷無とは孤児院の近所であり、かつ小学校の同級生。よく孤児院に遊びに来てくれていたため同じ施設に住む子供たちより親しかった。
孤児院では仲良く喧嘩しながら過ごしていたが、10年前にジャームに遭遇、六白傷無と共に一度死亡した（彼女に関しては少なくともそう思っている）。オーヴァードとして覚醒したことにより命は助かったが死亡扱いになったため孤児院に戻れず一人で生活せざるを得なくなった。自分を拾ってくれた施設と一番の親友を同時に失ったことで大きく傷つき、「こんなに辛くなるくらいなら仲間はいない方がいい」と感じ、他人との馴れ合いを避けて協力関係をなるべく築かないようになった。

今はUGNのサポートを受けながらなんとか一人で生活している。質素倹約な堅実な生活を送っているが生活感があまりない。

無口で冷静、ともすれば最新のアンドロイド（pepperくん的な）と言われても納得してしまうほど感情が表に出ない。だが自分の考えが無いわけではなく、情は捨てない。単独行動することがほとんど。

Dロイス　無疵なる記憶《ハートレスメモリー》
■解説
あなたの持つ"賢者の石"は、オモイデ様と呼ばれるレネゲイドビーイングの一部である。
10年前、都築京香の工作により面影神社から盗み出されたオモイデ様の"御神体"
――レネゲイドクリスタルを分割したものだ。
これらの欠片は適合者を求め、世界中に様々な方法で設置された。
そのうちの一つが、あなたが10年前に継承した賢者の石である。そしてあなただけが、この"プラン"で生まれた、適合者である。
オモイデ様の力。
そのもっとも本質的な能力とは、ハートレスメモリー(Hurtless Memory)
――すなわち、"無疵なる記憶"と呼ばれるものだ。
この能力は、他人の記憶領域深くに作用し、あるいは、世界そのもの、領域そのものに刻まれた記憶を呼び起こすものだ。
オモイデ様の起こす"黄泉還り"も、この能力を応用させたものである。

■効果
あなたは、[Dロイス:賢者の石]の効果にくわえて、以下の効果を使用する事が出来る。
あなたは、[Dロイス:ハートレスメモリー]を使用することで、
シーンに登場している任意のキャラクターの持つタイタスをひとつ、ロイスにすることができる。
対象となるキャラクターは何人でもよく、あなた本人を含めてもよい。
これはいかなるタイミングでも使用可能で、宣言するだけで自動的に効果を発揮する。
また、既に昇華されたタイタスに対しても、このDロイスは効果を発揮する。
この効果は1セッションに1回だけ使用できる。
なお、この能力を使っても賢者の石としての能力が使用できなくなるわけではないので注意。

履歴

（『Heartless Memory』第一話）
かつての寮母に勧められて面影島を訪れたが、そこにはかつての幼馴染みである六白傷無がいた。戸惑いつつも元FHエージェントの小鳥遊小夜の対処をしていたところ、六白傷無そっくりの霊？に面影島から逃げるよう警告される。多くの謎を残しながら日常が過ぎ行くのだった。

（『Heartless Memory 第２話』）
黄泉還りの真実を求める面影冬日に託され、ヨミガエリを利用するブラックレインと対峙、退けた。ただ、黄泉還りに関して、白波瀬結雨と決着をつけた白波瀬美波ほど吹っ切れられておらず、ブラックレインを否定しきれずにいる。仮に六白傷無が結雨同様に表れた場合、自分は倒せる自信がない。

《黄泉還りについて》
幼馴染みの死によって人生が狂い、様変わりした裕二にとって蘇りを肯定することは今の自分を否定することにもつながる。そう思うと黄泉還りを否定するしかないのだが、その人生を否定できるほど自分の人生を肯定的に捉えられていない。もし、また六白傷無と共に過ごせるのなら？と過ることがある。

《六白神無について》
10年前に別れて以降、もう会えないと思っていた六白傷無と瓜二つで、困惑しつつも彼女のことをつい目で追ってしまっている。これまで遭遇した黄泉還りにより生まれた者ではないのではと感じている。むしろそうなら吹っ切れるかもしれないのに、と少々落胆している。

《キズナについて》
面影島についてから現れた謎の存在。面影島について確信的な事を知っている、もしくは関わっていると感じている。現状、自分の思い出の中にいる六白傷無はこちらではないかと推測。彼女がこの島に囚われているのであれば、彼女が自由になるまでこの事件に関わるつもりでいる。

《UGNメンバー（他PCたち）について》
面影島の怪事件に関わる以上、彼らの強力は欠かせない。だが必要以上の関わり合いは避けたいと思っている。仲良くなったところで、別れが辛くなるだけなのだから。

（『Heartless Memory 第３話』）
六白神無に半ば押し切られる形で縁切祭に参加、神無と交流。神無に戸惑いながらも祭を楽しんでいた。祭の後、島民の暴走及び六白霧人及び神無と戦闘せざるを得なくなる。自身は録に戦闘できなかったものの（判定ダイスが総じて下振れたの許さん）、UGNメンバーたちと共に２人を撃破。
彼女を傷無と認めることはできないものの、神無としては受け入れようとしていたため彼女との別れに傷心。人との繋がりに一層消極的になる。

（『Heartless Memory 第４話』）
オモイデ様の中で過去の思い出に触れて六白傷無や神無、キズナと対話。10年前から人との繋がりを持てなかった自分にも確かにつながりがあり、その尊さと暖かさを自覚する。別れは寂しいがそれも想い出として前に進むと誓った。なお、消極的な姿勢がなくなっただけで無口な事は変わらない模様。

セッション履歴