やや紫がかった黒髪と黒目を持つ一般的男子高校生。清潔感はある方。しかしまぁそんなことはどうでもよく、オーヴァードである事を隠さなくていい場では常に触手を生やしているのが彼の最大の特徴である。触手は太かったり長かったり先端がブラシ状だったり円錐型だったりなんかぬめぬめしてたりと多種多様な形状をしており、シンプルに卑猥である。シンプルに、卑猥である(大事なことなので2回言いました)。
服装は高校の制服を着ていることが多いが、オフの日はゆるめのパーカーを着用する事が多い。本人曰く「ゆるめの服の方が触手がいっぱい出せてえっちだから」。

中産階級の家に生まれ、特に取り立てて話すこともないごく普通の日常を過ごしていた。あえて何か取り立てるとするならば、それは彼の性癖についてだろう。どういう訳か、彼は「人外(性別は問わない)×触手」の組み合わせでしか興奮することが出来ない、生まれながらの異常性癖の持ち主だったのである。日常生活に支障が出るようなものではないが、しかし人外×触手の良さを恍惚とした表情で延々語り続けるその姿は周囲の目にも狂人として映ったようで、友達はあまり多くなかったようだ。とはいえ全くのゼロという訳ではなく、下世話な話が大好きな典型的男子高校生グループの中で一定の立場を得ていたのでやはりコミュ力というものは大事である。
そんな平和なある日のこと、中古で買った狐巫女×触手のエロ同人を読んでいたところ、本の端で指を切ってしまう。そして本当にどういう訳かエロ同人がEXレネゲイドに感染していたようで、傷口から感染・覚醒。一体ナニが掛かったらエロ同人がレネゲイドに感染するんですかね最悪なことにエグザイルシンドロームに目覚めてしまう。彼からしてみれば「エロ同人読んでたら急に苦しくなって気を失い、目が覚めたら体から触手が生えていた」という状況であり、当然彼は大興奮。自撮り画像をSNSに投稿するなどしてヒャッハーしていたところ呆気なくUGNに発見され、保護という名目で人間社会から隔離されることとなる。
UGNによって保護され、レネゲイドやオーヴァードに関するレクチャーを受けている間は比較的落ち着いているように見えたが…ゼノス及びレネゲイドビーイングに関する講義の終了後、「理想郷はここにあった」とだけ言い残しUGN施設を脱走。恐ろしい事に、監視の目に一切引っ掛からずに、である。それから何をどうしたのかは未だに不明であるが、何と彼は独力でゼノスに接触。人外×触手の魅力を熱く語り、それがレネゲイドビーイングの進化にどれほど有用かを説くも…シンプルに異常性癖にドン引きした坂月那岐&ミネルヴァによって、武力行使で追い返されてしまう。そりゃそうだ
しかしその後彼はUGNには戻らず、懲りずに今度はFHに接触。その行動力をもっと他に活かせよゼノスの際と同様、構成員に対して触手×人外の良さを熱く語り、自らの欲望の強さをアピール。欲望に対して寛容なはずのFH内部でもこの狂人を採用すべきなのか意見が大きく割れたものの、しかし最終的には内定を勝ち取る事に成功、FHエージェントとしてのキャリアを歩み始める事となる。
FHに入団後、彼が希望したのは情報操作班への配属。シンドローム的にも前線向きと言えるはずの彼が、何故情報班を希望したのか？理由は明確だった。「ドスケベのじゃロリ狐巫女の情報を流布して、オリジン:サイバーかオリジン:レジェンドとして爆誕することを狙いたい」との事。…本当にブレないんだからコイツは…。どうあれ希望は通り、無事に情報工作部隊”ラットフィンク”に配属されたのだが…ご存知だろうか、ラットフィンクのリーダー、”ヘルタースケルター”空森彩菜の性格を。彼女は粗暴で残忍なサディストと称される、FH内でもとびっきりの狂人だ。…坂月那岐に完膚なきまでにボコボコにされた事により土壌は出来上がっていた。彼女と接してしまった事により…触手×人外単推しだった彼に、とうとう二つ目の性癖、マゾイズムが目覚めてしまう。クロスビュルィードこれにより受けも攻めも熟せる無敵の触手と化した彼は、先程標榜していた狐巫女概念に「ドS」の一言を追加し、今日も情報流布に励んでいる。