6月14日生まれ
星座　：ふたご座
誕生花：グラジオラス
花言葉：思い出・忘却

外見：肩に付かない程度の長さの髪。地毛は黒。
黙っていればキレイな顔なのにちょっと性格が残念すぎる。
中肉中背。

自称二重人格。本当に自称なだけで実際二重人格ではない。
ただの彼の厨二病設定。
目が赤いのはコンタクトだし色が黒いのは日サロだし髪は染めてるし、
黒とか灰色の服とか大好きで透かした態度を取るけどただの寂しがり屋である。
厨二病っぽい見た目にはしたが、なんか普通の言葉しか出てこない。
ツンツン仕様と冷たい仕草をするのに心配性で直ぐ首を突っ込む。
構ってちゃんで放置されると拗ねるが、今度は相手にされるとキョドる。
物忘れがひどく、頭の悪い人に思われがちだが、過去に起きたことが原因で仕方ないらしい。
自己防衛のために脳が「忘れる事」を選択している。

生きる理由がわからない。でも別に死にたいわけじゃない。
幼少期は結構施設から脱走を繰り返していた問題児。
脱走してもなんかUGN以外いる場所がないので自分から帰ってきている。

なんか可愛そうな子。一人ぼっちになるとなんか涙目になる。

家族全員が死に見舞われた。
それは事故だったのか、事件だったのか、全く記憶にない。
誰も彼に、その時何があったか話してくれない。
家族写真を見ても何も思い出せない。
両親がいた事、そっくりな兄弟がいた事だけを示している。
家族で過ごした楽しかった日々の思い出も、それまでであった人々との良き思い出も。
何一つ思い出せない。

自分自身が身につけていた「双星」と内側に掘られている指輪。
身につけていたのなら自分の名前は「双星」なのだろう。

後からUGNの隊員から手渡された「一星」という文字の入ったリング。
そして家族写真に映る若い夫婦と幼い兄弟。

彼にはなにもない。

太陽は最後、白色矮星となる。そして長い時間をかけて、冷たい黒色矮星となる。
「remnant（残滓）」……けれど、この宇宙に黒色矮星はまだ存在していない。
黒色矮星の後は？　……そんな物、今考えなくても大丈夫。
君が生きている間は、それを目にする事は無いから。