容姿・経歴・その他メモ

概要

名前：明子 零亜
性別：女
年齢：22歳
一人称：私
性格：明るい、天真爛漫、好奇心旺盛
好きなもの：機械、新しいもの、おもしろい奴、果物
嫌いなもの：頑固な奴、豆
シンドローム：エンジェルハイロゥ×オルクスのクロスブリード

ワークス：イリーガル。UGN・FHの情報共に扱い、その情報を売ることで生計を立てる秘密情報組織「ルマヴ」の元一員であり、
　　　　　その時の知見を活かして、現在は個人の情報屋として活動している。

カバー　：記者。「マーブルのしっぽ」というハンドルネームでネット記事を主に執筆する活動をしている。
　　　　　記事の内容は様々で、最新のIT技術に関する記事もあれば有名俳優のスキャンダラスな記事まで
　　　　　ジャンルは様々である。そのような幅広いジャンルの記事を書いていることもあり、その仕事だけで生計が
　　　　　立てられるくらいには稼げている。

なおそのような情報は「ルマヴ」時代に得た情報収集能力を元に、独自ネットワーク網を構築したり、
信頼できるハッカー同士で情報を共有・交換したり、自らの足で現場に潜入捜査をしたりなど様々である。

シナリオHO（PC4）

ＰＣ④　電脳記者はバベルの真実を追う
ワークス／カヴァー：UGN・FH 以外任意／記者
シナリオロイス：ＡＩコンシェルジュ「ＹＷ（ユウ）」
指定設定：キミは真実を明らかにする記者だ（想定は記者だが、探偵・研究者など応相談とする）。
キミには相棒となる人工知能ＹＷがいる。

▼概要
キミは真実を追い求める記者だ。キミには大切な親友・九 未知花（いちじく みちか）がいたが、
数年前、" 灰被りのノア" と呼ばれる大規模テロ事件によって亡くなってしまった。
開発中の人工知能「ＹＷ（ユウ）」を、まるで形見のように残して。
未知花の死は一見不幸な事故に思えたが、彼女が直前に関わっていた仕事に不穏なものがあった。
それは世界最大の高層建築" プラネットラダー" のシステム構築。よくよく調べるとラダー建設における
物資・金の動きには不透明な部分があり、キミの記者としての直感が何かを告げていた。
もしそこに隠された" 謎" があるなら、白日の下に晒されなくてはならない。
頼れる相棒・ＹＷと共にラダーへとやってきたキミは、かくして事件に巻き込まれる。

▼目的
★閉鎖された塔の【最下層】から脱出せよ。【最上層】　のメンバーと協力し、地上を目指せ。
★ " プラネットラダー" に隠された真実を見つけ出せ。

来歴

零亜は、生まれた時から組織の一員であった。なので、自由選択の余地などはない。

父親と母親は、秘密情報組織「ルマヴ」の一員であった。その組織は主にUGN・FHの情報を収集し、
金さえ払えば善悪関係なく、どんな情報でも売りさばく「情報屋」の組織であった。

零亜は生まれてからすぐに、その情報の取り扱い方の勉強や、情報を取ってくるため危険な現場に
放り込まれるという生活を送っていた。

ただ、両親が共にその分野において優秀だったからか、零亜もすぐに組織を支える歯車としてすぐに活躍する人材となった。

しかし10歳の頃、情報収集のためFHアジトに潜入した際、UGNとFHとの抗争に巻き込まれ、
オーヴァードが放った攻撃の流れ弾を受ける。それにより零亜のオーヴァード能力が覚醒した。

能力が覚醒した後は、以前より発達した身体能力を活かすことで潜入捜査を軽々とこなしていき、
更に優秀な実績を残していった。だが、そんなあまりにも優秀になってしまったが故か、
組織に命を捧げてきた今までの行動に疑問が生じるようになってしまった。

「何で自分は組織のために生きているんだっけ。なんで歯車になっているんだっけ。
　UGNでもFHでも、外の住人は活き活きとしている。なのに自分は無感性。機械。本当に人なのかさえ分からなくなった。」

零亜は、そこでようやく自分の知らない外の世界に興味が湧くようになってきた。

ある意味年相応ではある好奇心が徐々に芽生えていき、今までは考えもしなかった外の世界の存在を知るという
考えがよぎってしまったのだ。しかし、組織に命を捧げてきた両親にとってその考えは不純物であった。

そのような話をすれば零亜を罵り、お前はこの組織に何の思い入れもないのか、
なんでここまでお前を育ててきたのか分かっていなかったのかと暴力を振るうまでに狂乱してしまっていた。

そのため、零亜はこの組織から抜け出すことを決心した。

一時的に外の世界を諦め、両親や組織に従ったフリをしつつ、外に出るための軍資金としてインターネットを活用し、
組織内の貴重なUGN・FH情報を漏えいすることで貯金を貯めた。
そうして恐らく外に出られるであろう貯蓄を手に、一世一代の大脱出を実行し、命からがら組織から抜け出した。

ようやく外への好奇心を抑えた環境からの解放、一般社会の情報や平和な日常への幻想を抱いていた夢の実現。
零亜はやっと外の世界を知り始めた。
なお、当時てきとうに決めたネット上のハンドルネーム「マーブルのしっぽ」は現在も使っており、
インターネットで情報を集めたり記者としてネット記事を書いたりしている。

キャラ関係（対NPC）

未知花

生まれた時から世界の裏の情報を売りさばく組織で働いていた零亜は、外の世界の平和な
日常を夢見ていて、インターネットの情報だけじゃ足りないと思い、
親や組織の眼をかいくぐって外に出た。
その後、元組織員としての知見を活かし1人で記事を書いたり個人の情報屋として
食いつなぎながら外での生活に馴染んでいく。
そうして記事を書くため、トレンドを収集するために、とある最先端AI「YW」に関する発表会に参加するが
そこで未知花と出会った。

零亜は自分の機械に関する知識や最近のニュース等を話し、未知花も同じ温度感で会話を返してくれるため、
そこから意気投合した。
その後は技術系の発表会に一緒に参加することもあれば、休日にショッピングモールに行って遊んだりすることも
あるような仲になる。
そうして、外の世界を知らなかった零亜は、未知花から色んな話を聞き、そして楽しさを知っていった。

ちなみに今被っている帽子は未知花がプレゼントしてくれたもので今も愛用しているもの。

しかし、突如未知花に転機が訪れてしまう。
不幸にもプラネットラダーで起きた" 灰被りのノア" と呼ばれる大規模テロ事件に当日巻き込まれ、未知花は死んだ。
それは、一緒に旅行に行く計画があった3日前の出来事であった。

それは数年前、誰も知らない、自分だけが知っている、忘れられない出来事であった。

以降、零亜は自分の今までの生き方を呪った。オーヴァードの力がありながらその力を活かさなかった。
いや、活かす必要はないと怠っていた。傲慢になっていた。自分がこの力に鍛錬を重ねていれば、
きっと大切な人が死ぬことはなかった。零亜はひどく後悔した。

それ以降、独自の知識・知見を活かして今の戦闘スタイルが生まれた。もう誰も傷付けない、誰も失わない。
もし奪うような奴がいれば先にこの手で葬る。
フォールンライフルは、九 未知花の死を経て、誰かを守る力がないといけないと思い、
自身の思いとオーヴァードの能力を融合させた武器となった。

そうして、この物語にはまだ続きがある。
未知花の死は一見不幸な事故に思えたが、彼女が直前に関わっていた仕事に不穏なものがあった。
それは当時訪れた" プラネットラダー" のシステム構築の仕事であった。
様々な方法で調べた結果、ラダー建設における物資・金の動きには不透明な部分があった。

もしかして、あの事件は誰かの手によって仕組まれていた・・・？

零亜の記者としての、情報屋としての直感が何かを告げていた。
もしそこに隠された" 謎" があるなら、白日の下に晒されなくてはならない。

それは、全身全霊をもって倒さなければいけない、零亜の"敵"となった。

ＡＩコンシェルジュ「ＹＷ（ユウ）」

YWは未知花の形見でもある。YWが未知花と出会ったきっかけをくれたからだ。
初めて未知花と出会ったのがYW試作段階の発表会だったからだ。

そして、YWは優秀である。元々零亜1人でこなしていた情報収集が、YWの知能を活かすことでこなせる
仕事量が2倍、いや5倍、いや10倍？くらいにまで一気に飛躍した。

履歴

ロイス経歴（1話目）：
固定ロイス ＡＩコンシェルジュ「ＹＷ（ユウ）」： ☑連帯感 ／ 憐憫
九 未知花（いちじく みちか）： ☑遺志 ／ 無関心
silvia： ☑好奇心 ／ 不安
朱鷺戸 マシロ： ☑連帯感 ／ 恐怖　※昇華済み
朝比奈 都美子： ☑幸福感 ／ 恐怖
海空： ☑庇護 ／ 無関心　※昇華済み

セッション履歴