容姿・経歴・その他メモ

目指せ、誰かのヒーロー

【出自】

資産家の両親のもとに生まれた普通の、少しばかり正義感の強い、ヒーローに憧れた少年。
ヒーローに憧れたのは、テレビで見た戦隊ヒーローがかっこよかったから。ただそれだけ。

【覚醒：死】

切欠は、13歳の時に車に轢かれそうになった子どもを庇って死亡し、オーヴァードへと覚醒したこと。
車に轢かれて病院へ搬送後、一度、死亡宣告を受けたものの復活したが、それ以降、親からは不気味がられていた。
子どもを助けるために命を失ったが、後悔していない。だが、オーヴァードとしての自分に対しては、心の奥底では不安を抱えている。

【衝動：破壊】

強い破壊衝動は、しかし、その大半が自分自身へ向けられる。
一度、死んだにも拘わらず生きている自分。オーヴァードとして覚醒した、その力の正体も分からない自分。
何も分からない、分からないから恐ろしい、恐ろしいから全てをもう一度、壊してしまえたならどれだけいいだろう。

仮にジャーム化まで至ってしまうなら、自分自身を起点として炎を巻き起こし、周辺を巻き添えにメルトダウンすることになるだろう。

【経歴】

親からの理解を得られず、また身近にオーヴァード関係者、UGN支部がなかった事から、一年ほど未登録（未発見）のオーヴァード状態だった。
その間も、持ち前の前向きさと明るさで誤魔化していたが、オーヴァードへの理解や能力について誰にも相談できず、一人で悩んでいた。
悩んでいた時の心の支えは、助けた子どもが再会した時にくれた手作りのヒーローバッチ。感謝の印として渡されたそれが、子どもにとってのヒーローであった証。
その後、UGNに発見されて声をかけられ、霧谷雄吾と出会って以降は、能力のことを理解したのもあって落ち着く。霧谷雄吾を信頼し、彼の人格を尊敬している。

【性格】

オーヴァードに覚醒し、その力を理解してからは、正義感の強さがレベルアップ。
困っている人には積極的に声をかけに行ってしまう為、鬱陶しがられることもしばしばあるが、本人はあまり気にしていないように見せている。
いい意味で言うなら面倒見がいい、悪い意味で言うならお節介。
古ぼけたヒーローバッチを受け取った時の熱い気持ちから、漠然としたヒーローになりたいという思いは、『誰か』にとってのヒーローで有りたいと望むものになる。

履歴

【賢者の石】関係

UGNに発見され、活動するようになってからはあまり家に寄り付かない日が続いた（エージェントの家に泊めてもらったり、支部で寝泊まりしていた）。全く帰っていない訳ではなく週に一、二度程度は帰っていたが、段々と減り、一ヵ月に数回程度になっていた。
そのうちに、支部近くの寮で暮らすことを提案される。一応は、家での立場（両親から得られない理解、居心地の悪さ）と根無し草同然の生活を考慮しての提案だったと思われる。
それに応じて15歳の時、寮へと住まいを移す為に久しぶりに自宅へ帰ろうとしたところ、目の前で家が崩壊する。
家の中には父親に殺されたらしい母親の死体と、ジャーム化した父親がいた。ジャームとなった父親を殺したことで事態を解決する。
そしてその際に、父親が手にしていた【賢者の石】を入手。それが適応し、石は左胸のところに埋まっている。
その後の調査でどうやら両親はオーヴァードへの理解を深めようと、伝手を頼って【賢者の石】を手に入れたが、不用意に触れてしまったことでその影響から暴走したらしい。
実際のところ何を思っていたのかは、今となっては分からない。ただそれでも、何かを思ったからこその結果が、今も胸に埋まっている。

【シナリオ】関係

一学年下の後輩、高原悠（たかはら　ゆう）の監視をUGNから依頼され、様子を見ることになる。
彼女を見張る理由は分からないが、自分に出来ることなら全力で取り組むだけ。
ただ、個人としても少し、様子が変わり始めている彼女のことが気になっている。


【Strand Cube】
〼PC①用ハンドアウト
＜ロイス＞張沢　秀一（はりさわ　しゅういち）
＜推奨感情＞P：友情/N：不安
＜カヴァーor ワークス＞高校生
　あなたの住んでいるS市ではここ数年、失踪事件の噂を聞く。その話を友人である張沢　秀一とするが、どうやら友人はとても興味を持って調べることにしたらしい。危なっかしい友人だからこそ放ってはおけないな。

【台詞例】

「俺の名前は、護国純也だ！よろしくな！」
「困りごとなら相談に乗るぞ。俺に出来ることならいくらでも言ってくれ！」
「今どきのヒーローたるもの、文武両道でいかないとな！……現実は触れてくれるな！！」
「力は正しく使ってこそだろう。無暗に振り回すような力なら、それは誰にも認めてもらえない」
「オーヴァードへの理解を得るのは難しい……だがそれでも、きっと何かは伝わる筈なんだ」
「俺が逃げなければ、父さんと母さんと向き合える別の未来が、あったんだろうか……」
「逃げないぞ俺は、今度こそ！絶対に、目を背けはしない！」
「お前が泣くなら、悲しむなら、俺はその原因全てを焼き尽くす！」
「俺が、お前のヒーローになる！」

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