容姿・経歴・その他メモ

サラマンダーのピュアブリード。炎・超高熱を操って戦う。一人称は「アタシ」。

かつて日本人としては前人未到の、ミスターオリンピア5連覇という快挙を成し遂げたボディビルダー。
初優勝時は純粋にその快挙を讃えられたが、連覇するうちにドーピング疑惑が浮上。
そんな中で、優勝を奪われ恨み、嫉妬していたライバル選手に、
大会後のインタビュー中に拳銃で撃たれるという事件が発生。この時に一度死亡している。
UGNには日本人、ひいては常人を超える筋量から、
キュマイラシンドロームのオーヴァードである疑いが持たれており、
オリンピア5連覇後に保護を打診する予定であった。

彼がオーヴァードであるという疑いは、拳銃で撃たれた後にリザレクトによって蘇生したことから、
真実のものとなったが、発現したシンドロームはサラマンダー、
ドーピング疑惑自体も全くのシロということもあり、二重で周囲を騙す結果となった。
なお、インタビュー中に撃たれるという衝撃映像が残されており（リザレクトの瞬間だけは抹消されている）、
世間一般的に彼は死亡したことになっている。

当時、彼の身辺調査を行っていた霧谷雄吾は、彼が撃たれた現場に居合わせており、
今際の際に霧谷に介抱された彼は、リザレクトした際に心が男性から女性に、文字通り「生まれ変わった」。
（ちなみに自分がオカマであるという自覚はあるらしい）
この時のことと、UGNに保護されて以降のことから、霧谷に心酔しており、
「彼のためなら何でもする」と公言している。

心が女性になる前から好青年として評判であったが、
オーヴァードとして覚醒してからは、更に人生の酸いと甘いを経験し、
女性の包容力も併せ持つようになる。
結果（アヴァンギャルドな言動はともかく）、確かな実力と人望が評価され、
UGN支部長に抜擢されるまでに至っている。

天涯孤独の身の上であるが、それを嘆くことは無く、今は支部の部下たちこそ家族であると考えている。
かつては、ただひたすらに自身を鍛え上げることが生きがいであったが、
現在は部下たちの生活を含め、「守るため」の戦いに意味を見出しているようだ。

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