容姿・経歴・その他メモ

【容姿】
焦点の合わない目や無軌道な身振りが特徴。黄色の髪にカチューシャを付けている。身なりはそれなりに整えている。仮面は蛆のような虫が集まったような悍ましいデザイン。

【経歴】
　弁護士と主婦の間に育つ。法の下で働く父や美しい母の姿に憧れながら育つが、彼女は発話までが他より遅かった。母はそのことに焦りを感じてからは非常に悪辣な対応を取り始め、父にもまともに取り合ってもらえなかった。そんな生活が続く中で、６歳頃に妹ができると知ったとき、彼女は自身という存在の価値がなくなることを幼心に察知した。この時オーヴァードの力が目覚め始めた循は両親に自身のことを問いかけ、その解答がウソであると理解する。ウソを非とし続けてきた親のその答えに激昂した循は力を暴走させ、両親を死に追いやってしまう。そして事が終わり、冷静になった彼女の精神は…崩壊を迎えた。
　その後、レネゲイド反応を察知したＦＨに死臭の中で確保される。既に自意識が崩れていた彼女を御することはＦＨにも難しく、訓練は叩き込まれながらもしばらくは様々なセルを移りわたることとなる。そして戦いの中で微かに見つけた欲望と、流れ着いたセルの目的は合致する。かつて憧れた「悪を裁く秩序の守護者」。悪を喰らうＺｏｏのメンバーと共に、彼女は命尽きるまでかつての理想を追い続ける。

【性格】
覚醒前後の影響で非常に浮き沈みが激しい不安定な性格になっている。奔放に動き回り、熟語や擬音の羅列などの言語を発する時もあれば、目線や言動も急激に落ち着きを見せることもある。後者は主に悪人と相対した時や自嘲する時に表面化する。かわいいものや美味しい食事は人並みに反応を示し、児童向けアニメなどを見るのが日課。
ウソを吐かれることを嫌うが、自身と共に過ごす仲間に対しては特に嫌悪しない。また、正義への憧れを持ちながら罪を犯した自身をも嫌悪しており、彼女の裁き(ままごと)は自身も報いを受けるまで止める気はない。

【能力】
幻覚物質、音波、話術など様々な要素を介して、他者の思念と深くつながることができる。それゆえ言語を超越して相手の信頼や秘密を引き出したり、逆に自身の持つイメージを流し込むことで精神ダメージを与え追い詰めることも可能。これらの能力と頭の回転を生かし、ターゲットへの接近、周囲に怪しまれない後始末を行う。

【その他】
一応高校生だが、任務や人間関係もあるため登校回数は少ない。

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