容姿・経歴・その他メモ

UGN支部を任されている女性。
まだ若干の幼さを残す顔立ちをしているが、チルドレン時代から戦場に立って、ジャームを処理してきた叩き上げのオーヴァード。
その功績を持って、18歳で支部長の地位についた。
冷静・冷徹・鉄面皮の冷たい三拍子の支部長として周りから避けられているが、実は激情家。

10年前に中止となった「プロジェクト・アダムカドモン」を巡る、様々な実験の中で行われた非公式な実験体の一人。
UGN研究員だった叔父『津島洋介』により、両親から金銭授受と引き換えに引き取られる。

研究者として正式にプロジェクトに関われなかった叔父は成果を欲した。
成果を引っ提げて、プロジェクトに参加し、研究者としての地位を確立させる。彩芽はそんな欲望の犠牲者だった。

早急な成果の為に様々な実験を強いられたが、望んだ結果をもたらすことはなく実験は失敗。
プロジェクトも頓挫し、残ったのは積み上げられた罪業と実験結果の残骸である彩芽のみ。

叔父はFHへと逃亡し、保護された彩芽はUGNチルドレンとして第二の人生を歩むこととなった。

《来歴表》
3歳～6歳：出産後、父が不倫。ショックからネグレクトになった母『御厨京香』だったが、死なせてしまう程の殺意も意志もなく、最低限生かされる生活を強いられる。喉の渇きから、自分の血を吸う行為を繰り返すうちにオーヴァードに覚醒する。

7歳～9歳：UGN研究者『津島洋介』に身柄を買われて「プロジェクト・アダムカドモン」に参加。実験と訓練の日々を送る。
計画頓挫後も諦めきれない研究者の残党が集まって実験を継続。UGNによる執行によって、研究者達は逃亡。彩芽は保護される。

10歳～11歳：UGNチルドレンとして、義務教育を受ける。初めて感じる平穏さに、どうしようもない齟齬を感じつつも、同じチルドレンとの交流もあり、少しずつ氷解していく。

12歳：ある事件により、同室だった友人のチルドレンがジャーム化、その場にいた彩芽が射殺する。その出来事から継ぎはぎながらも積み上げてきたものが瓦解。

13歳～17歳：チルドレンでありながら、積極的に任務に従事するようになる

18歳：UGN支部長就任《本編開始》

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