キミはどこにでもいる普通の高校生だった。
謎のアプリ”Present”により、悪意の「プレゼント・ゲーム」に巻き込まれ、異能に目覚めるまでは。
キミにはこの『思い出争奪戦』に勝ち残らなければいけない、とある理由がある。
誰かが持っている、キミ自身の記憶を取り戻さなければならないのだ。
ゲームの舞台・異空間”モラトリアム”に今日も歩みを進めたキミは、見覚えのないふたりの参加者を見つけ出した。
困惑する彼らに、キミは迷わずその異能の矛先を向けた。

先行種　自分or他人に攻+5d10,暴走状態付与,1シナ1回

〇キミは”ゲーム”の参加者として、次の思い出を失っている。
[PC②の思い出]
キミには、途切れた記憶がある。
例えば、大切なひとが今まさに失われようとしている場面。
その顛末が、結末が、安否がわからない。ぶつ切りで思い出せない状態にあるのだ。
もちろん、そのあとの状況は今でも把握できていない。
これがこの”ゲーム”によって奪われたものなら、なんとしてでも取り返さなければならない。
絶対に、思い出さなければ、ならないのだ。

キミはこのRハンドアウトを開示したとき、「なくした思い出」のロイスの名前を任意に変更してもよい。
細部については任意に設定してよい。

〇また、”ゲーム”に意志を以て参加しているキミは、既にいくつかの戦いを潜り抜けている。
キミは”ゲーム”について、いくつかの知識を持っている（※はPL視点向けの解説）。
・異空間《モラトリアム》では、間を置かず一日に90分以上滞在すると精神に異常をきたしはじめる。
・《バンドル》をひとつも所持していない状態では、《モラトリアム》からのログアウトが行えなくなる。
・自分自身の記憶が入った《バンドル》を取り戻したプレイヤーは今のところ０。
・《バンドル》所持数上位者に与えられる「スペシャルヒント」には、自分自身の《バンドル》の所在に関する情報が含まれている。

これらの情報については、Rハンドアウトの開示を経ずに共有してもよい

・ぼく




・？？？？
誰か。誰だろう。



　/



・親友




・元相棒
幼馴染もう一人。野球でバッテリー組んでた。
一緒に甲子園に行く約束をしていたが、
親友の妹を理由に進学先を変えて野球部もない学校にいることにムキーッとなっている。