矢郷　琉花は基本的に気分屋だが、ゴーヤを見せると一気に機嫌が良くなる傾向が確認されている。
理由は正直まったく分からないが、結果として素直に話を聞いてくれるので、任務の依頼や協力要請の際にはゴーヤを一つ持っておくことを推奨する。

なお、ゴーヤは生でも加工品でも可。ただし、あまりふざけた形状のものは逆効果になる可能性があるので注意。
（※過去にゴーヤのぬいぐるみを提示した際、対象Aが30分間無言で凝視した事例あり。現在そのぬいぐるみは彼女の自室に存在する。）

補遺）
俺はなんでこんな文章を書いているんだ…？

件名：「矢郷　琉花」（以下、対象Aと呼称）が制御する「ゴーヤ個体」についての観察記録

現時点での観察と解析の結果、対象Aが操るとされる「ゴーヤ個体」は、外見上は通常の苦瓜（Momordica charantia）と同様の形態を保持しているものの、運動および意思決定のプロセスにおいて、対象A自身による直接的な神経伝達的制御は確認されていない。
むしろ、個体そのものに自律的な意識、あるいは疑似的な認知機構が形成されている可能性が高い。これらの挙動は、レネゲイドウイルスの未知の発現形態によるものであると推定されるが、発症経路・媒介機構ともに未解明である。

補遺）
この報告書を書いている間、ずっとどこからか視線を感じる。そう、まるであの「ゴーヤ個体」から…

ネタシに出すキャラなので多少ふざけようと思っていた。
深夜テンションでほぼ一日で書きあげたらこうなった。
反省はしているが、後悔はしていない。

【トレーラー】
昨日と同じゴーヤチャンプルー
今日と同じゴーヤチャンプルー
変わらない苦みが、ずっと続くと思っていた
きっかけは、ある日起きたバス爆破事故
秘められた力は覚醒し、隠された真実が付きつけられる
それは、ずっと続くと思っていた異常がパラパラと崩れ始めた日――
ダブルクロス the 3rd edition 『Goya Chanpuru Days』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉

※補足※

街⇒綾瀬財閥によって日本一のゴーヤチャンプルー消費を誇る〇〇県苦瓜市ゴーヤ特需区画が舞台。支部名はUGNゴーヤ特区支部で固定とする。市内には30を超えるゴーヤチャンプルー専門店があり、一般の定食屋や一部チェーン店ではこの特区限定でゴーヤチャンプルーが提供される。この供給で尚需要の方が多い

ロイス: 春日恭二(かすが・きょうじ)　推奨感情 P:好奇心/N:脅威
クイックスタート:閃光の双弾
カヴァー/ワークス:高校生（高校2年生）/UGNチルドレン
君はUGNの施設で育てられたUGNチルドレンである。現在、市内に春日恭二が現れたとの報告を受け、現場に向かっていると、同クラスの八神英人（やがみ・ひでと）の姿を目撃する。彼が路地を曲がり、一体何なのかとその路地を覗くと、そこにはもう彼の姿は無かった。直後、路地の先で大きな爆発音がする。何だか嫌な予感がした。

ちなみに、君はゴーヤが大好きである。