キャラクター設定

概要

　とある宗教団体に所属していた女性。
　元々両親が怪しげな宗教団体の幹部のような立ち位置であり、そこで生まれたためにずっとその一員として過ごしてきた。
　本人はそういった宗教に関して塵ほども興味がなく、成人してからは親もとと縁を切って全然別の場所へ行こうと思っていた。

　しかしそれは、アルフレッド・J・コードウェルに出会ってから変わってしまった。

　本人は全く持って覚えていないが、彼と出会った影響でオーヴァードに覚醒。目覚めたうちの一つが光を司るエンジェルハイロゥだったため、神の思し召しだと言われて逃げれなくなる。
　結果、神を導く光、ベツレヘムの星と呼ばれ、星の籠と後に呼ばれる建物に監禁状態になる。

　数年その状態で過ごしていたが、この世界に再びイエス・キリストの再来をという言葉をきっかけに、人々の生贄を集め出した。
　それに危機感を抱き、攫われた人を救いに来た人と結託し、全てを燃やして宗教団体を壊滅させた。親も、人も、全て。

　そうして、あてもなく過ごしている中で、偶然出会った小佐古支部の半田支部長に「それはオーヴァードの力だよ」と教えてもらい、自分の力を知る。
　けれど気分が乗らず、支部には入らないでUGNイリーガルとして生活していた。
　しかし、あることをきっかけに、小佐古支部に所属することとなった。
　その際に半田支部長に頭を下げたこともあって、実は半田支部長には頭が上がらない。

　現在は、監禁されていた時になにもすることがなく文章を書いていたが、それをせっかくだからとイリーガルのときに出版社に持ち込んで採用されたため、一般としては小説家として知られている。
　
　小説家の名前としては「蓮葉 甘露(はすわ かんろ)」。八葉が蓮が開いた様子を意味するのと、甘いから連想。
　代表作は「星の籠」。空から降ってきた星の子と名付けた生命体を、大事にして堕ちていく少年の話。

性格

　全体的に面倒くさがりな性格。
　自分が一つ動くごとに、全ての人が大げさに反応して動くということを経験しているため、それも含めて動きたくない。元々の性質もある。
　恩義などは感じる性格で、それに対しては律儀に対応したりなど、真面目な部分もある。

　人に好かれる人物に対して、嫌がられない程度の逆の対応をしたりなど、天邪鬼な性格。
　それに関しては、やはり過去に自分が好いた人間が過剰に他の人間に持ち上げられたりするなどを見てきたため、逆に対応したほうが丸く納まるという経験がある。

　監禁され続けた経験があるため、自由だったり自分がそこから出るきっかけになったものや、外に出てから体験できるようになったこと、監禁中に出来たことなんかは好き。
　ただ、ずっとそうして生活してきたため、今更アクティブに動くことなんかは怠いなという気持ちの方が強い。

　星のことは閉じ込められていた関係上好きではないが、わかりやすいのでよく使うことは多い。
　また、見放された地で暗闇を使うことができるため、閉じ込められた経験で好きではないが、こちらも自分の姿を隠したりだったりでいい感じに使うことは多い。隠密に長けている。

名前の由来はベツレヘムの星の別名を持つオオアマナと、八芒星と同じ形の八葉。
CNの由来はキリスト生誕の際にベツレヘムへ導いたベツレヘムの星。悪魔崇拝の象徴でもある八芒星でもあることから。

一人称：あたし
二人称：あんた、君、〇〇ちゃん、〇〇[(肩書き)]
好きな物：煙草、自由、鏡、炎、光、煙
嫌いな物：面倒なこと、宗教、星、暗闇
趣味：人をからかうこと、忙しい人を眺めること、人と話す事、時間を潰す事、散策
イメージカラー：オーキッドグレイ #bcc7d7
イメージソング：虚ろを扇ぐ - 獅子志司 / Covered by 雪見

この世界(ダブルクロス)とは関係のないこと

　彼女のいる場所はツァトゥグァを信仰している場所だった。
　基本的に怠惰であるため、信仰するだけで生贄までは捧げない宗教団体だった。

　しかし、甘菜がオーヴァードとして目覚めたことで「これは神が生贄を捧げろというお印だ！」と盛り上がる。
　結果、甘菜ともども一般人を攫ってツァトゥグァの生贄にしようと計画が立てられた。

　けれど、友人を攫われたとCoCの探索者たちが侵入。
　命の危機を感じてどうにかしようと内部で動いていた甘菜と合流。
　その後、炎の精やフサッグァを呼び出し、それで誤魔化しつつ自身の炎を使って全てを燃やし尽くし、何もなかったことにした。

　手伝ってくれた探索者とは、その後連絡を取り合っているかもしれないし、縁を切っているかもしれない。

ライフパス

出自

経験

邂逅

履歴

Code Magenta【紅紫法典】

■ストーリー
自他共に認める"天才"チルドレンとうだつの上がらない落ちこぼれエージェント。
孤高のエリートエージェントと謎のレネゲイドビーイング。
初めこそいがみあっていた凸凹バディは、ジャーム化事件を通して絆を深めていく。
目にするだけで願いが叶う紅い文字、そして飲めばジャーム化を防ぐことが出来る蒼い錠剤。
2つの街で起こる2つの事件はどうやらつながっているようで──？

第一話「Code Magenta【紅紫法典】」
PC①…自他共に認める天才チルドレン
PC②…最年長の落ちこぼれエージェント


■トレーラー
若者達の間に奇妙な噂が広まっている。
──【紅紫法典】。目にするだけで願いが叶う紅き文字。
その内容は悪戯ともとれる不可解なものだった。
任務に赴く彼らに、その正体はまだ解らない。
ダブルクロス The 3rd Edition
『Code Magenta【紅紫法典】』
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。

■ステージ
ベッドタウンに位置する小佐古(こさこ)市を舞台とする。隣町に『コバルト・プラン』の武上町がある。
東京近郊N市ステージより4~5年が経過している。情勢などはほぼ変化なし。

■事前情報
[UGN小佐古支部]
20代前半の若手エージェント、チルドレンばかりを抱える片田舎の小規模支部。
子供たちに対して少しばかり過保護な支部長、半田半蔵が率いている。


NハンドアウトPC②
ワークス/カヴァー：UGNエージェント/指定なし
ロイス：半田半蔵(はんだ はんぞう)　
推奨感情：P信頼/N食傷
かつてキミはうだつの上がらないフリーのオーヴァードだった。しかしあることをきっかけに半田支部長に頼み込み、現在の小佐古支部に拾ってもらうこととなる。
しかし、若いエージェント、チルドレンが占めている支部内では自分は最年長。見るからに浮いた存在であり、やはり心を入れ替えて積極的にバリバリ働くなどというやる気は出てこない。果てに下された任務は子供のお守りときた。
だが、任されたからには最後まで付き合ってやる。それが、キミに最後に残った大人の矜持というやつなのだ。

2023/02/06　コードマジェンタ成長：鏡の盾+Lv1,射撃+5,知覚+2,知識(レネゲイド)+3,情報(UGN)+2,情報(噂話)+1

Perfect Gray(パーフェクト・グレイ)【曖昧十全】

■トレーラー
隠匿が急速に行われている。否、"無かったこと"にされつつある。果たしてそれは正しいことなのか？
全ては灰色に染め上げられる。
「キミのことなど、二度と思い出したくもない。」
「嘘だ、忘れたくない。キミは死んでなんかいない。」
さあ、裁定者たれ。権利は実際にそれを目にしたものに与えられるべきだ。
ダブルクロスThe 3rd edition『Perfect Gray(パーフェクト・グレイ)【曖昧十全】』
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。

■ステージ
『コバルト・プラン』から継続し、武上町を舞台とする。

■FS判定
本シナリオではFS判定(『IC』p20)を採用する。
成長の際PCは【肉体】、<白兵>、<知覚>、<知識：レネゲイド>にある程度ポイントを振り分けるか、支援エフェクトの取得を推奨する。

■ハンドアウト
PCには、以下の設定が付く。
PC①②：UGN小佐古支部に所属するチルドレンとエージェント
PC③④：UGN武上支部に所属するエージェントとレネゲイドビーイング

NハンドアウトPC①②(マジェンタ共通)
ワークス/カヴァー：UGNチルドレン/指定なし&UGNエージェント/指定なし
ロイス："タイクーン" 半田半蔵
推奨感情：P尽力/N不安
【紅紫法典】によって怪我を負った日々出は、もう退院してもいい頃合いだろう。しかし、具合が芳しくないのか連絡がとれず、入院している隣町の武上町の病院でも暫く面会謝絶となっていた。
そんなある日、キミ達は支部長である半田に極秘に呼び出される。
彼は神妙な面持ちで告げる。詳細の連絡を要求しても武上支部と連絡が取れないこと、【紅紫法典】一連の事件のもみ消しが行われていること。
そして一枚の紙を取り出す。──【蒼蒼計画】における日々出晴英の死亡通知を。
半田はキミ達に自身の想いを託す。隠されつつある真実を究明してほしい、と。

NハンドアウトPC③④(コバルト共通)
ワークス/カヴァー：UGNエージェント/指定なし&レネゲイドビーイング/指定なし
ロイス：山田餓狼丸
推奨感情：P庇護/N猜疑心
【蒼蒼計画】の顛末を報告すべく、オーヴァード対策科の警察官に事情聴取を受けることとなったキミ達。その帰り道に病院前ですすり泣く人物と出会う。
【蒼蒼計画】被害者の知り合いを名乗る少年・山田は非オーヴァードである故に面会を取り合ってもらえず、病院で門前払いを食らったという。
可哀想だが仕方ない、そう慰めようとしたキミ達は気づくだろう。彼が奇妙な首輪を架せられていることに。

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