登録名：ナタリア・コルテス
コードネーム：腐敗する十字架
性別：女
出身：スペイン・アンダルシア州・コルドバ
誕生日：12/24
身長：158.2
体重：43.1
血液型：O型
所属：UGN大和支部/「遺産小隊」
ブリード：クロスブリード
シンドローム1：バロール
シンドローム2：ソラリス
シンドローム3：────
特記事項：

・戦闘適性：D
・継戦能力：A
・命令順守：B
・陣頭指揮：C
・社会適性：A
・RC技術：A
・衝動耐性：B
・特異能力：EX

大和市支部支部長「葛西飛鳥」の保有する傭兵組織「遺産小隊(アーティファクトリー)」の一人。支部内の守りの要でもある警備班のリーダーを務め、大和支部が管理する無数の施設群に設置された監視カメラの管理、運営を行う“大和支部の眼”。やや尊大ぶった口調で話すが、本人の身体的ステータスは貧弱の一言に尽きる極度の虚弱体質。昔から病気がちで良く寝込み、良く咳き込んで周りを心配させていた。ちょっと蹴躓いただけでしばらく動けなくなる程度には貧弱のため、常にお付きの人がいないと日常生活もままならないほど。ボディガードやめたらどうだbyニクス

スペインの都市部で生まれる。生まれつき病弱で、幼少期から少女期の殆どを病院のベッドの上で過ごし、入退院と病院間のたらい回しを繰り返す生活を続けてきた。彼女の体を蝕むのは、重度の心臓病。治療法も少なく、幼いナタリアに行うには命の危険が伴うものばかりで、回復は難航を極めていた。さらに、持前の虚弱体質が災いし他にも様々な疾病を併発的に罹患し病態は悪化の一途をたどり、何人もの医者が匙を投げ続ける状況が続いた。
しかしある日、転機が訪れる。彼女の心臓に適合するドナーが発見されたことで、臓器移植による治療の目処が立ったのである。すぐさま病院側はドナーにコンタクトを取り、臓器提供の意志を確認。手術が行われた。手術は無事成功、ナタリアの体を蝕んでいた最も大きな病を打ち倒すことに成功したのである。しかし、ナタリアは、否、その場にいる者たちは皆誰も知らなかった。彼女に宿った心臓、その正体に。
彼女の中にある心臓には、ある特殊な細工が施されていた。本来であれば胸甲として体外に表出するはずの存在、女神の祝福を受けし遺産「女神の盾」が埋め込まれていたのである。レネゲイドをその内側に含む存在を体内に取り込んだことで、ナターリアは知らずのままにオーヴァードとして覚醒、それによって身体機能も回復していき、みるみるうちに健康体へと近づいていく。遺産の力を振るう機会も特にはないまま、平凡な日常を過ごしていくかに思われたナタリアだったが、彼女の元に一人の男が現れる。
「遺産小隊」を率いる長にして、UGN大和支部の支部長「葛西飛鳥」。彼に手引きされ、レネゲイドの世界へいざなわれた彼女は、「自分にできること」を探し、「遺産小隊」の一員となる。

心臓に埋め込まれた「女神の盾」をバロールの斥力操作による心臓マッサージで無理やり起動して展開、重力場によって相手にとって不利益な状況を作り出すことに長ける。自身にも重力で集約させた刺激物質(主に毒物や細菌などの殺傷性の高い物体類)の装甲を両腕に纏わせ、毒手のような状態を作り出し振るう徒手空拳の戦法を得意とする。本人の戦闘技術自体は「一般人から見れば超一流」程度のものであり、本来対オーヴァード戦という意味では通用しない代物だが、彼女の作り出す戦闘阻害領域によって対象のオーヴァードとしての実力を著しく低下させることで、無理やり通用するように調整をしている。