ごくごく普通の家庭で生まれた一人息子。
鷺ノ宮理央とは家が隣同士だったこともあり、家族ぐるみで仲が良く一緒に旅行に行ったりもしていた。
本人たちも常に一緒に行動しており、小中高と同じ学校に通っている。

高校1年生の頃、一緒にショッピングモールに遊びに行った時にレネゲイド関連の事件に巻き込まれ、
爆発炎上したショッピングモールに2人で取り残された。
瓦礫に押しつぶされた彼女を助けるために覚醒し、その力で助け出そうとするも能力の暴走により誤って殺してしまう。
幸い、理央もその一撃がトリガーとなり覚醒するも、それからというもの彼女には少し引け目を感じている。

幼い頃、「大きくなったら結婚しよう」という約束を交わしていた。
本人は子供の約束だろと思っており、そしてつい最近まで忘れていた。
思い出したのは、理央が死んだ前日。帰ったら聞いてみるか…と思っていた時だった。
死んだことを聞いてから、数日後。理央との思い出の品を整理していた時に直近のクリスマスで交換し合ったプレゼントを開けていないことを思い出す。
開けてみると、そこには宝石のついた綺麗な指輪が入っていた。

サバサバした性格。
基本的に男女関係なく接している。
幼馴染で親友の理央にも引け目は感じているも基本的に一緒にワイワイ騒いだりすることが多かった。
失ってからは、目に見えて生気というものが抜け落ちている。

白銀の剣を作り出し、一瞬で背後に回り込んで斬りつける。
剣も道具も、植物も作り出せるし育てられるが、命だけは作り出せない。