長すぎる髪は切ることで輝きつつその形を失い、光の粒子として宙を漂い、領域や薬として振る舞う。
切ったところで髪はすぐ伸びる（普段：一日で元通り、侵蝕率80%～：目に見えて伸びていく、100%～：切った瞬間伸びきる）ため、綺麗な髪をめんどくさい道具と9割以上思っており、ミドル戦闘すら鋏で切るしクライマックスだと丸坊主にする勢いでコードレスバリカンで髪を刈る。
切った瞬間から光の粒子は異能として発現するため、日常においてはうっとおしくても切れなくて難儀している。
また、ワーディングとリザレクトを除き、常に髪からできた光を介して発揮する。
顔立ちは中性的ぐらいなため、髪を切った直後の彼を女と勘違いすることはないだろう。

関東のどこかの山奥にぽつんとあるそこそこ大きめの寺。
そこでは華琳らが尼として活動するが、同時に「UGN支部」の側面を持つ。
来客はごく少数、志真か新尼か、はたまたFHの襲撃か。
ともかく一般人が頻繁に訪れることはない。

UGN支部の構成員は支部長の華琳、副支部長・オーナーがRBの雲膳、イリーガルが志真、のみ。
華琳は仕事後のご褒美さえあれば有能な支部長。ただご褒美ありきなので用法容量に注意。
雲膳は寺の手入れ作業がメイン。寺で得た情報をまとめることはできるが、他支部の情報を得るのは非常に手間取るので他人……というか志真任せ。
ぶっちゃけ志真が来るまでは関東支部からは華琳の個人事務所としてしか見られていなかった、というか実態がそうだったので残当。
一般人尼はUGNの業務には一切関与してないのもある。

寺の法的管理者も華琳一人。
一般人尼はこの寺に帰依している。といっても髪を伸ばしたりしてる子もいるなど、ゆるい環境。
現状設定されているのはツインテールのギャル。坊主～ベリショを行ったり来たりする真面目委員長。メンヘラピンク髪。
志真は尼として帰依してるつもりはかけらもないが、寺の人らからは帰依した尼として認識されている。雲膳と同じような立ち位置

志真の実姉。一般人ではあるがカリスマ美容師にして流行を作る服飾デザイナー。著名人である。
彼女の所属する会社は業界でも有数であり、エースとしてバリバリ働いている。
が、彼女の趣味は志真をはじめとする着せ替え人形。
両親から化け物扱いで実家から遠ざかることになった志真を同居させる代わりに趣味に全面的に付き合わせている。

綴からしたら大切な肉親こそあれ、趣味さえ関わらなければそこまで肩入れしない。
しかし、志真の問題に巻き込まれても大方の問題はしょうがないと割り切る胆力をもつ。
その変態的な趣味を除けば、志真の誇りであり、コンプレックスでもある。
それは、志真が異能力者でありながら、姉を守る力が皆無だからである。