容姿・経歴・その他メモ

複製体として生まれた彼(彼女?)は、自由を手にする為に生まれた組織を離れた。
少なくとも自身を縛る出自の柵(しがらみ)を断ち切るためには、次に自分自身の存在意義と認知を獲得する必要があった。

その上で、｢デュエル｣は格好の舞台だった。ウロボロスとしてレネゲイドを食い、自身を他人に知られる事で確立し、戦いは自身を満たして生活収入にもなる。
｢デュエル｣に挑む前から続けていた細々とした情報商を続けつつ、夜は戦いに身を投じる。
浅霧 那由多という人物は、そうして確立される戦いを続けているのだ。

那由多は｢受けて返す｣戦いを得意とする。
ただし、火を入れた那由多は｢堅く｣｢激しい｣。それ故に正面からのぶつかり合いには滅法強い。

容姿、声質ともに中性的で基本的に自分の事は話そうとしない。他人をからかうのが好き。
ただし、バーに居座っている割に酒を手元に置いている姿を見られたことが無く、童顔気味の顔立ちから未成年と勘違いされることが度々あるが、本人曰く成人はしているとの事。
情報商としては、アングラオーヴァードが共有している都市部各所のデッドドロップを使用した情報交換が主なタネになっている。
立場的には情報を買い取り売り捌く側であり、｢程々の信憑性で程々の値段｣がウリ。確定情報を得る為の実働との仲介などもしている。

｢薬｣の一件に関わったのは｢食事が不味くなるのが嫌だから｣。

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