彼は自身のことをカカシだと笑うが、実際のところは順序がサカサマになる。
つまり、畑という守るべき領域にカカシが立てられたわけではなく、
彼の立つその場所そのものが、畑という名の守護された領域に成るというわけだ。

故に、付けられたコードネームは吊られたカカシ。
どこからともなく現れ、その領域における“カラス”を祓う力を見た者は
決して彼をただの置物支部長だと侮ることはなくなるだろう。

トライブリードとしての血による反動なのかは不明だが彼は病弱である。
度々吐血しては「見たまえ、これが奇跡の血(ミラクルブリード)だ」と自虐ともジョークともつかないことを口にしては
周囲の乾いた笑いを買うのが彼の支部でよく見られる光景だ。

だいたいは医療ベッドの上で本を読むか良くても支部長席に座ってカラスと戯れているのが常だが、
有事の際には点滴スタンドごとカラカラと走ってくるので部下達は青い顔をする。
本人的には100％善意の行動というか、基本お人好しなので叱ることができるのは後輩に当たる副支部長ぐらいなのが
余計に病人ダッシュに拍車を掛けている。カカシを自称する割にはかなり愉快なムーブを決めているような…。

また、2話目のエンディングで柴くんを第一に気に掛けたことに関して少し。
大津地自身が日常的に死にかけているため、割と自分の生き死によりも周囲にいる者達の安否を気に掛けることが多い。
決して自分の命を疎かにすることはないが、少なくとも自分が不調であるがゆえに、Ｎ市支部 引いてはＮ市全体が
危機に晒されるようなことがあってはならないと考えており、自害も辞さない程度の心構えはある。
特に、敵対するＦＨからＮ市支部のウィークポイントとして見られるような状態に陥ってはならないと考えているようだ。

そのため、採血の場に敵の侵入を許すという下手を打てば死んでいたような状況でも、
最初に柴くんの安否を気にしたのである。あとやっぱりお人好しなところがあるので…。

「私はカカシだよ。何か得意なことがあるわけでもない、ただの置物さ」
――ベッドの上、小説を片手に。

「ふふっ…今日はなんと、点滴を打たなくとも立って歩けるのだよ！そこで見てい…ガフッ！ゴホゴホッ！」
――人生一体調が良いと語った日の朝、青い顔の部下の前で。

「ゼーッ、ハーッ、おのれファルスハーツめ…持久戦に持ち込むとは卑怯な…‼」
――勝手に現場に走ってきて勝手に消耗している戦闘前にて。

病☆弱‼

メジャーでバフを配ったら次のターンは自分で殴るという、
バフと範囲サブアタッカーの美味しいところを持っていける構成。
130点環境では未知なる陣形を外し、サイレンの魔女をレベルダウンするだけでOK。
それでも高速でダイス+C値+火力バフをバラ撒けるだけ強い。
お蔵入りさせるにはもったいない構成だと感じたので、そのうち使ってやりたい。

成長の方向性に関して、アドヴァイスを上げ切るのはもちろんのこと、
オルクスの雨粒の矢とノイマンのスキルフォーカスをサイレンの魔女と足すことで
範囲や対象を変えることなく侵食値+1のみで強化することが可能となる。
↓
強化されました。経験点を注いだことにより、攻撃素撃ちでも当たる可能性がでてきた…？

ブラックマーケットで常備化ポイントを伸ばしたかったが、どうしてもキャラクターとしての大津地に似つかわしくなく断念。
デモンズシードを得たのは、大津地の血から展開される領域の畑と関わりがある…と思う。
エネヴェイトDは処方薬のうちのひとつかも知れないし自腹かも知れない。これのおかげでバフを連発しつつ
登場判定による吐血を回避することが可能となった！メモリーとかよりそっちの方が大事である。

他、確定予測でカラス祓いの必中化を狙ったり隆起する大地で守護者プレイも考えたのだが、
デモンズシード・エネヴェイトD・要の陣形+1Lvの都合23点はどうしても入れたかったために経験点が今一つ足りず、
またイージーエフェクトも大津地に相応しいものが見つからなかったため断念。
結果として残る22点は無難な(若干面白味に欠ける)ところに落ち着いた。