容姿・経歴・その他メモ

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そこそこの私立高校に通う、どこにでもいるような高校２年の女子高生。
明るく前向きな性格の人物であり、誰かのために何か役に立とうという意識はあるが、少しおっちょこちょい。そんな人柄から仲のいい友達やクラスメイトたちから「おしるこちゃん」と冗談半分に呼ばれ、可愛がられている。学校社会特有のカーストや競争には一切興味はなく「友達と楽しく青春が出来るならそれでいい」という考えの持ち主。
料理上手なパパ(幹夫)とバリキャリなママ(智代)との間に生まれ、一人娘を理由に大事に大事に育てられ、特になんの事件も事故もなく、人並みの幸せを享受しながら生きてきた。あえて言う事があるとすれば、父親の過保護さに辟易して反抗期に突入したということくらい。
平凡と言われる人生をそのまま歩み、一般的な常識や道徳、倫理観を鵜呑みするように学んだため、世間が掲げる幸福や正義、常識を純粋に信じている。誰もが当たり前のように幸せを享受できると信じているし、世間に溢れ続ける不幸のことを「いつかは何とかなる」と楽観視している。人並みに幸せを享受したゆえに、人並みに傲慢になってしまったが、それを誰かが指摘することはない。だってそれは、普通に生きた人間誰しもが持つ、無自覚の傲慢性だからだ。

友だちが好き、家族が好き。だから、困っていたら助けたいし、力になりたい。そんな人並みの優しさを持っている女の子だった。
痛いのはいや、苦しいのもいや。だから、そんなことを避けて平穏に生きたい。そんな人並みの臆病さを持ってる女の子だった。
獣としての性を持つには、いささか普通すぎる女の子だった。

完全獣化したら、熊になる。本人は多分「え、アタシ、○ーさんになったってこと？」と困惑するかも。

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