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"愚かな人ならざるものよ
　　深海に墜ちて砕け散り、そして儚き泡となれ"

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【設定】

UGNに所属している男性。
冷徹な性格で堅物。完璧主義な秀才タイプ。表情変化がかなり貧しくいつも鋭い目つきをしているため、同僚からは距離を置かれている。また、他人にも自分と同じレベルの力を要求するため、チームで活動をすると誰かひとりとは必ず喧嘩になる。おまけに敬語のくせに口が大層悪いので終わりである。
こういった経緯もあり、ほぼほぼ1人で行動をしている。本人は特に現状を気にしていないようだ。
ただし受け持ってきた任務はそれなりにあり、上層の人々からは厚い信頼を寄せられている。性格に難はあるが、成績だけは優秀なのだ。

特技は歌。昔から歌を歌うことを好んでいたようで、現在も暇をみつけては口ずさんでいる。
ただし聴かせた相手は少なく、関係の薄い知り合いはもちろんのこと、家族にさえ隠しているらしい。
聴いた存在曰く、『立場が違えば輝けただろうに』とのこと。

【過去設定】

"狭い世界ではない外の世界に憧れを持っていたんです。例えるなら、陸の世界に焦がれた人魚姫のように"

実家はかなりの大金持ちであり、幼い頃から使用人に世話を焼かれる生活を送ってきた。一般人とはかなり違う人生を歩んできたために、"平凡"という一般人なら獲得できるものに大きな憧れを持っていた。しかし、過干渉で過保護な母親は安全な家にいることを望み、藍染を外に出そうとはしなかった。

そんな生活が続いていたある日、突然オーヴァードとしての力に目覚めた。歪で恐ろしい力であっても、自分にとっては異質なこの状況から抜け出せる唯一の救いであったのだ。
そこからは彼の望み通りに事が進み、現在は親の監視下から離れ比較的自由な生活を送ることができている。

一人称：俺(かしこまるときは私)
二人称：貴方
三人称：(苗字)さん

常に敬語で話す。

【名前モチーフ】

✦出藍の誉れ
弟子が師匠よりも優れていること

✦人魚(ハヴマンはデンマーク語で男の人魚を意味する)

【イメソン】

冬海/ぬゆり
"https://youtu.be/UlIHGuOioEQ?si=QQu19E779hQTxZiJ"

✦嘘誉 青子-そらぼめ あおこ-
藍染の母親。
優しく献身的であるものの、かなり子に対して過干渉気味タイプの毒親。親元を離れ遅い反抗期中の藍染に対しても変わらぬ態度で毎日懲りずに連絡をしてくる。尚、藍染は未読無視をしているようだ。

✦出海 嵯紺-いずみ さこん-
藍染の師匠。
同じくUGNに所属しているオーヴァードで、藍染がUGNの門を叩いた時から世話を焼いている。口が悪く大雑把なところはあるものの、藍染のことはかなり可愛がっている。現在は遠い支部にいるため会うことは少ない。
ちなみにブラックドッグ/ノイマン。

彼は同じ師を持つオーヴァードだった。性格の相性は最悪。最初のコンタクトなんて酷いものだった。
それでも共に戦いに赴き、共に行動をすればお互いがお互いを認めるようになった。年齢も弟子歴も上の、兄のような彼に心を許すのにそう時間はかからなかった。
間違いなく、暗い海の底から引き上げてくれた1人なのだ。

だが、そんな日常は泡となって消え去った。

無理をしている自覚はあった。それでも止まる訳にはいかなかった。あの時、彼の言葉を聞いていればなにかが変わったのだろうか。
そんなifの話をしたって仕方ない。今、残っているのは大きな後悔とレネゲイドビーイングに対する強い憎しみだ。
こんなに苦しい思いをするなら、彼らに出会わなければよかったのだろうか。

✦深瀬 竜美-ふかせ たつみ-
兄弟子であり、UGNに所属していたオーヴァード。
明るくかなりの兄貴肌気質。最初は藍染の生意気さに反発していたものの、時が経つにつれ態度が軟化し、弟分として可愛がるようになった。
サラマンダー/バロール。