容姿・経歴・その他メモ

N市立公立高校に籍を置く前生徒会長。全国模試7位の秀才にして、全国大会常連校である同校空手部の部長でもあり、クソゲーを休憩時間無しでクリアするという並外れた精神力をも備えたいわゆる完璧人。

オーヴァードによって家族を奪われ、世界に対して復讐を計画していた早乙女博士が人材として欲する「聡明でスポーツ万能、そして実験の苦痛に耐えれるほどの精神力を持つ」という条件に合致したことから、悪質反則技の事故に見せかけて瀕死の重傷を負い、治療の裏側で強化人間に改造。脳改造も完了してしまい、博士の手下として世界を破壊する兵器と成り果ててしまった。

しかし、草津の強靭な精神力は博士の予想をはるかに上回っていた。初任務で人を殺そうとした瞬間、祖父の言葉を思い出して洗脳を解除。博士の研究所を破壊して脱走。以後人としての良心を保持したままオーヴァードとなった草津は、「これ以上、自分と同じような目に合う者を増やしたくない」という思いを胸に、仮面ライダートライと名乗って博士の手下やジャームとの戦いを決意した。

とはいえ、当初の草津は強くなり過ぎた力をうまく制御できず、体が普通ではなくなったと思い知らされて苦悩することもしばしばあった。また、オーヴァードの存在を知る者は極わずかなため、友人に悩みを打ち明けることができないといった歯がゆい経験もしており、強大な相手に「一人で戦うしかない」と悲壮感すら漂わせていた。

しかし、最も身近な人物であり、同時にオーヴァードに理解があった祖父の草津昭二との特訓や、共通の目的があるUGNという頼もしい仲間を手にした今では着々とオーヴァードとしての成長をみせている。

普段の草津は非常に熱血で、その熱さから「シューゾー」と親しい者から呼ばれている。さらに情に厚く面倒見も良い。このような性格は草津が愛してやまない祖父の、「漢たるもの、常に熱くあれ、紳士であれ」という格言に影響されている。


普段は万事屋を営む祖父の仕事を手伝いながら学業をこなし、町に危機が迫ると姿を変えて人知れず悪と戦う―――
そう、全ては愛する町を、人々を守るために！


「天が呼ぶ、地が呼ぶ、近所のおじいちゃんおばあちゃんが呼んでいる！
悪を倒せと俺を呼ぶ！
悪人どもよ、刮目せよ！
俺は正義の戦士！仮面ライダートライ‼
さあ、貴様らの悪事もここまでだ！」

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