元FHセルリーダー。UGNに所属している弟を溺愛、偏愛しているクレイジーブラコン女。
FHが所有していたタクト型の遺産「人魚姫の声」を触ったことにより感染……ではなく、その力を"吸収"する形で覚醒した。
強い不死性と音を操る力を得た代償として足を地面につけると裂かれるような痛みが走るようになり、歩行が困難になった。血を使い足を地面につけないようにすれば自立や短時間の歩行程度なら可能。
幸い体を乗っ取られるようなことはなかったが、元々遺産に宿っていたレネゲイドの意思は「奇妙な隣人」として発現、彼女の中で生きているらしい。

かつての欲望は「愛しいあの子に殺されたい」。極悪非道なFHのオーヴァードとして愛しい弟の前に立ちはだかり、その手で殺されることを望んだ。が、その強い不死性に阻まれついにそれは叶わず、挙句の果てに追い詰められた弟の決死の一言「姉さんにはUGNと対立しないでほしいなあ」であっさり寝返る始末。とんでもねえ。
上記の激ヤバ性癖は当の弟からすればドン引きものだが、下手に刺激しなければコントロールは容易だと気づかれてからは姉弟仲はさほど悪くはない模様。今でもよく会いに行ってはやんわりと追い返されている。