UGNチルドレンのエリートが持つゾディアックウェポンを持てる初期作成キャラって何？→縮地でアサシンだろ！　の気持ちで生み出されている。


コードネームは『｜a no-win situation《四面楚歌》』の頭文字。

キミはFHにおいて『｜量産品《ガーベッジ》』の烙印と共に、『｜捨て駒《スネア》』にされた。

当然の様に死んだキミは、呼び起こされる声に目を覚まし―――再度『覚醒』する。
そう、『｜混じりもの《クロス》』から『｜混ざりもの《トライ》』へ。
キミを捨て駒にしたFHは酷く後悔したことだろう。

何故ならば、キミに目覚めた新しい『力』は。
殺す事にかけて言えば――――右に出るものなど居ないのだから。

元FHチルドレンであり、キュマイラ×ハヌマーンでありながら所持能力がほぼ無く、『｜量産品《ガーベッジ》』の烙印を押されてUGNとの衝突の際に捨て駒として使われる。
のちに一度死亡するがリザレクトすると共に再覚醒し、オルクスのシンドロームを得てトライブリードとなった。

その際、UGNの『佐良　善司郎』の働き(権力)によってUGNに迎え入れられる。
善司郎に対しては非常に強い恩義を感じており、普段は適当な態度を繕って見せないものの、善司郎の障害となる存在はノータイムで『殺して良いか……』となる程度には危ない。
(これはFHチルドレンとしての衝動に近い。)

それ故か、カヴァーとしての『普通の生活』にはあまり馴染んでいない(興味を向けていない)様子も多くみられる。

「ウチを馬鹿にするんは構わん。所詮は元敵組織の犬やからな。『また裏切るぞ』なんて目を向けられるのも正直納得や」

「けどな、それでウチの恩人の手を噛もうとするんなら……それなりの代償は払ってもらう」

基本的には『ハイヴ』が他支部へと送る派遣メンバーの一人として、その中でもオルクスの『縮地』『猫の道』『不可視の領域』を組み合わせた高速移動法で誰よりも速く派遣場所へと辿り着き初期行動を行う。
単独での生存能力の高さ(とっさの時に撤退の択を取ることができる)ことと、幾つもの状況を切り抜けてきた実績をもとに佐良　善司郎からの後押しを受け《ゾディアックウェポン》を貸与された。
それから更に『普通の生活』に対しての欲求は減りつつある。

「｜善司郎《おっちゃん》に救われた命やけど、どう使うかはウチの勝手や」

他支部員との関係についても、彼女としては最大限の好意を持って接しているつもりである。
だが、神出鬼没であり何処で何を聞いているのかわからない。以前、善司朗の事を馬鹿にした過激派のエージェントを模擬戦で戦闘不能に追い込んだことなどを加味して『近寄り辛いが頼りになる味方』程度には良好であろう。
また、彼女の事をよく知る人物であれば……善司朗の味方(即ち、正しくあろうとすること)であり続ける以上、その刃が自らの首に振るわれることはないと確信しているはずだ。

「ウチだって別にビビられたいわけちゃうねん。ただ、仕事しとるだけやのに」

戦闘能力については、『条件付きで非常に高い』という評価が妥当なところだろう。
キュマイラの持つ強靭な肉体を使用して振るわれる攻撃にハヌマーンの加速を絡め、オルクスの持つ移動距離無視のエフェクト『縮地』で『反応される前に一撃で殺しきる』という必勝パターンを持つ。
戦闘距離(一回の戦闘において移動できるであろうとされる距離)内であれば何処へでも瞬時に移動できるため、彼女から逃げきることはほぼ不可能。半面、彼女が離脱することは容易である。

『トライ』以前であれば肉体的な強靭さしか持たず、ただ前に進み続けることしかできなかったが、オルクスのエフェクトとの親和性が非常に高く。FHチルドレン時代の『量産品』評価を容易く覆せるほどの可能性を見せた。
現在では、幾つもの戦闘を切り抜けていること。ゾディアックウェポンを貸与されていることを含め、初見で彼女に一本を取られないことの方が難しいとされている。
逆に言えば、彼女の攻撃を初見で対処できた瞬間、それは頼りになる『味方』若しくは明確な『強敵』という事でもある。

「言うて、レネゲイドの干渉が濃いとウチの領域定義も邪魔されるから。『絶対に勝てる』わけではないんやけどね」

ゾディアックウェポン
彼女を語る上で外すことの出来ないものであり、善司朗の後押しによって彼女に貸与された一振りの大剣。
詳しくは項目ゾディアックウェポンを参照

与えられ・託されたものは沢山ある。けれど、返せたものはどれくらいあるだろうか

また代表的な話といえば、あの『強羅瑠璃』と行動を共にしたというものがある。
テレーズ・ブルムの肝入りとして権限を与えられた佐良 善司郎の懐刀として、ある遺産の処理において一時的に共闘しただけだが、彼女が一方的に強羅瑠璃を気に入っているらしい。
そのため、『遺産』についての知識は少しばかり身に付いている。どれほどの仲であるか……というのは、本人たち次第である。
（本編には関係無くても構わない。の意）

「前に休暇中のあの子をこっそりと覗き見したことがあるんやけど……かわいくてなぁ」

「ふとした時に思い出しては、こう思うんよ」

「ああいう子達があのまま笑顔で『居続けられる』ようにウチも頑張らんといけませんなぁ、って」

元FHチルドレンであったという過去から『同じ境遇の存在には同情的なのではないか』とよく邪推されるが、寧ろ逆に『更生の余地などありはしないのだから、速やかに始末するべきである』というスタンスを示している。
これは、偶々自分がFHチルドレンとして『未完成』であり『欠陥品』であったから、という評価からくるものである。
例え『量産品』であろうとも、FHチルドレンとして完成しているのであれば、其処に他が介在する余地はなく。エージェント……自らの意思でFHであることを選んだのであれば、もはや対話の道など無い。
……然し、FHエージェントであるから即座に暗殺するという訳でもなく。あくまでも『最終的には切り捨ててもいい存在である』と思っているだけで、対話や共闘(他のFHエージェントを相手にする場合など)も視野に入れて行動できる。

「昔は『羨ましい』と思うこともあったけど、今は手に入れんで良かったと思ってます」

「少なくとも、この｜巣《ハイヴ》が無くなるまでは」

黄道十二星座の名前を冠し、世界に十二振りしか存在しないと言われるUGNの懐剣。その中でも【｜射手座《サジタリウス》】の銘を付けられたもの。
本来の姿は大剣だが、普段は大きなダガーナイフのような形状に偽装されており。腰の後ろに固定してジャケットで隠すように装備されている。

【射手座】は使用者のレネゲイドに反応して切れ味を増す通常の効果とは共に、自らの形状を使用者のレネゲイドに適応する形で変化・固定する効果がある。
彼女の場合はダガーナイフ状態がそれであり、ダガーナイフを投擲→本来の形状へと戻す。等のように矢のように使うことを想定されている節がある。
最初の使い手が【矢】に変化させたからだ。という噂もある。真偽不明

彼女の十八番エフェクトである『オーバーロード』。武器の耐久性を犠牲に性能を強制的に引き出す能力を使用しても一度は破壊されず、壊れてもまた修復されることから彼女的にはかなり気に入っているらしい。
その際はダガーナイフのような見た目が『剥がれ』て薄緑を帯びた本来の大剣形態へと戻る。

・元FHであるという設定を付与したことで、推奨ロイスとの関係の説明しやすさ。
・同上の設定により、ゾディアックウェポンを貸与されていることが『信頼の証』または『監視の為のGPS替わり』なのか、何方とも解釈できる。
・名前の『キリカタ』から、霧谷との関係性を付与できる。拾う判断をしたのが霧谷だとか、若しくはPC3(上司の場合は)が霧谷に判断を仰いだ・拾うように要請した。等のフレーバーが作れる。
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