デザイナーズベイビー。FHの実験施設にて試験管の中にいるところを保護された。
RBとの融合実験の過程で生み出されたと目され、人間であるにも関わらずRB特有の能力を行使できる。
しかし、融合元となったRBの詳細なオリジンについては依然としてわからず、彼女が暴走した時にのみしか姿を表さないことから調査も難航している。
　実質的な年齢と肉体年齢とに乖離があるため、レネゲイドの制御や社会常識を学ぶためにUGN保護下でチルドレンとして日々生活を送り、任務に従事している。

歴戦の経験を経て、RB「ニコラウス」の能力を十全に扱えるようになった。
基本的に本人そのもののレネゲイド出力は貧弱であるため、「ニコラウス」の能力に頼る戦闘スタイルを確立している。
反面、人間に適応した出力ではなくレネゲイド生命体たるRBの基準に準じるため、侵蝕による消耗が激しい。
ジャーム化のリスクは無視できないものであるため、平時はなるべくレネゲイド案件との接触を避けている。
そのため、ある種特別な任務や重要な任務におけるワイルドカード的な運用をされることが多い。

　花神が暴走している間のみその姿を表す異形の怪物。
幾何学的な仮面じみた相貌と、理性を感じさせない立ち居振る舞いは、ともすればジャームとも断じられるような危うさを帯びている。
　宿す能力は「万象廻天(リボルヴ・コペルニカ)」。これはそのまま花神のコードネームとなっている。
事象の前後左右を入れ替えて、回転したように因果を逆転させる異能。
ただし、自ら(花神)に関連するものかつごく短期間のものに限るという制約を負っている。
　十全に扱えれば非常に強力な能力ではあるが、その侵蝕は無視できるものではなく、一歩誤れば容易くジャームと成り得るだろう。
　また、その応用として他者の起こした事象と自身の起こした事象とを交換する事ができる。客観的観測の立場で言えば、ごく限定的な模倣能力と言えるだろう。
これは、「ニコラウス」の起源(オリジン)を拡大延長することによって扱えるようになった、ある種の切り札的能力である。

シナリオロイス　　　 ：アンデレス・シードゥス
推奨感情　　　　　　 ：尽力・尊敬など/隔意・猜疑心など
推奨カヴァー/ワークス ：指定なし　/UGNエージェントなど　（UGNに協力できる立場であれば可）

オーヴァードというのは戦いとは切り離せない存在である。かつて日々身を投じる戦いの中で、ある時傷を負った君はアンデレスと名乗るオーヴァードと出会うことになる。
その後彼に助けられた君はその縁か、今に至るまで彼の所属するUGN第３支部に身を置くこととなる。
月日は経ち現在。PC3と共にエルピス起動の糸口を見つける任務を受けた君はアンデレスに呼び出され、エルピスについての話を聞くことになる。
エルピスが発見された１３年前、その時同時期に発生した星川スイというRBが居たという事。
そして────この世界で彼は、１０年前に自殺しているという事であった。