一人称：僕
二人称：お前、アンタ、君
特徴・語尾：死にたい……
癖：キョロ充、ネガティブ
好きな物：天空 奏、音楽、ガキっぽい料理、エナドリ
嫌いな物：自分（特に名前）、両親、学校
目的：「えーっと……生きることを、諦めない、とか？」

内向的、自虐的、悲観的、皮肉屋。
基本他者を寄せ付けないし、信頼しないし、期待しない。典型的なコミュ障ヲタクぼっちくん。
と、言うのも、小学校高学年から中学校中期までいじめられていた経験からくるものであり、虐められるまでは少し変わっているが明るく元気な子だったという。

とはいえ、別に他者の事を嫌っているわけでもなく、困っている人がいればいやいやながらも助けてしまったり、SNSでの交流はそこそこあったりと、実際はそこまで排他的ではないのかもしれない。
また好きなことの話になると、途端にテンションが上がり熱が入る。ヲタクくん、そういうとこだぞ。

生まれつき耳がいいのか音楽の才能は高かった。オーヴァードとなってからはより、そういった直観に磨きがかかったという。
特に独学で始めたギターの腕はかなりのモノであり、その才能は身分を隠して投稿している某有名動画配信サイトで話題になるレベル。
彼の正体を知っているのは、クラスでもごく少数の人物だけである。（陰道　伊眞はその一人）

出来婚により高校中退し結婚をした両親の下で生まれる。
両親は悪い人物ではなかっただ、少々後先を考えない人物であり、結果レゾナンスというキラキラネームを授けられてしまう。
また、彼らは余りお世辞にも世間体的にい人物ではなく、定職に就くこともなく、貧困の末路をたどる過程の中で竟冥はすくすくと育っていく。

だが、小学校高学年のある日。給食費を払えなかったことがバレた竟冥は、自身の名前や家庭環境を理由に複数名のクラスメイトからいじめを受けられるようになる。
彼も当初は反抗を示していたのだが、次第にいじめっ子の数が多くなっていき、最終的には明るかった性格はなりを抑えてしまった。

近隣の中学へ上がったのちも、いじめは変わらず続き、その苛烈さは年齢と共に増していった。
だが、両親からも学校からも真面目に取り合ってもらえなかった彼は或る日、自殺を決意する。
近所の廃れた神社の境内にある大きな御神木のスダジイの樹に縄を括り付け、今まさに首にかけようとしたその瞬間。
一人の歌声が聞こえてきた――
それが、彼女との出会いだった。

即座に奏に傾倒していった竟冥だったが、彼の数少ないお小遣いでは彼女のグッズやＣＤを買うのがやっとの所。
そんなある日、陰道より奏のライブのチケットを譲り受けた竟冥は意気揚々とライブへと向かっていった。
それが、3年前の事件の日である――


一命をとりとめた竟冥は、その後中学を半分不登校になりながらも卒業。
県外れの高校を受けた彼は、心機一転一人ぐらしを行い、アルバイトで生活費を稼ぎながら、ギターを弾き始めるのであった

『辛い？　苦しい？　死んでしまいたい？　その感情だって全部、てめぇが生きてるからなんだよぉ！』

―概要―

罪木　竟冥の隠されたもう一人の人格。
主に、戦闘時および楽器の演奏で昂ぶった際に現れる。
柄は悪く、粗雑で狂暴ではあるが、根は竟冥と同じく「今を生きる」ことに執着する生存主義者。