基本設定

　突然オーヴァードになった元一般人。キッカケはある遺産なのだが現在行方不明
　その遺産により、13番目／１番目のシンドローム：ウロボロスと後述の力を得た
　明るくおしとやかで清楚。誰の目から見ても可憐な美少女と呼べる容姿の持ち主
　基本はしっかり者の優等生だが、時々抜けているところが漏れると恥ずかしがる
　加えて、スタイルの良さも相まって、本人の知らないところで人気を集めている

　表世界での大企業のお嬢様であるため、お金持ちだが本人はなかなかの倹約家
　必要不可欠なものには躊躇いなく出費するが、私用では基本散財したがらない
　その彼女が例外的に贅沢を迷うものが、サブカル────つまるはオタ活である
　オタク文化と縁がない生活をしていたものの、ある時、偶然目にしたのだとか
　一企業のご令嬢であることが遠因となって今より友達が出来なかった時期らしい
　当時からの心のオアシスなのだが、常にお金が大変かかるため頭を悩ませている

　前述する趣味を大事にしながらも、根底には祖父母の影響で人助け精神が強く
　ストレスが限界を超えたり、欲求が上回らない限り滅私奉公の気質なのだとか
　結果として『隠れオタク』の範疇を超えず、聖地・秋葉原に憧れを抱いている
　倹約家でありながらオタクで、滅私奉公な優等生お嬢様。それが露草和奏である
　定期的に悪人に騙されており、危ない橋を渡りかけて怒られたことも少なくない
　性的に見られていることに関しては、思い当たる節はあれど気付いていない

　元々一般人であるため、オーヴァード世界における知識・常識にはまだまだ疎い
　後述する自らの能力に関しても、いまだに良い顔が出来ず、悩む素振りを見せる
　それでも『自分の気持ちよりも、守りたい誰かのために振るう』ことにしている
　総じて『最終的に人の縁に恵まれるも基本的に損をし続ける人』と言えるだろう

　シンドロームは、ウロボロスのピュアブリード。レネゲイドコントロール重視
　ただし和奏の能力は『他者を傷付ける力ではなく他者から何かを奪う力』である
　ある意味では『真にウロボロスらしい能力』だと言えるが、本人には悩みの種
　正義感が強く人助けが根底にあるはずが、盗む力に目覚めた事実に苦しんでいる

　便宜上『｜盗人の錫杖《カドゥケウス》』と呼ぶこの能力は、何かを『奪う』ことで無力化が可能
　攻撃であれば、起点であるレネゲイドそのものを『奪う』ことで阻止するのだ
　非常に強力な能力である反面、極めて集中を強いるほか負担も大きい側面を持つ
　有り体に言えば『燃費や効率が良いとはお世辞にも言える訳がないもの』なのだ
　有事で無茶させないのはダメだが、無茶させすぎるのもダメというタイプである
　

基礎情報

追加設定

　『譚を紡ぐ』にて、自分を信じられなくなっていた和奏の精神は改善され始めた
　元々その能力ゆえに、自らの本質を『盗人』だと突きつけられてしまった彼女は
　これまで積み上げてきた自分自身への信頼を大きく損耗し、自己肯定感を失った
　無論その影響は能力使用前後にも大きく出ており、精神的に不調が続く程だった
　しかし、シナリオ中盤、ある時期を境にその状況が少しずつ一変することとなる
　レネゲイドビーイング『イリヤ』──『サンガムリヤ』との時間がそれを変えた
　彼女によって『能力の使い方』から『盗人とは異なる本質』を断言、指摘された
　加えて『自分を信じられなかった』和奏に、イリヤを『信じる』という軸が誕生
　最終局面にて、彼女本来の能力その一端が垣間見える事態へと発展したのだった
　事件後、残念ながら能力の覚醒（紋章の変化）は続かず、以前と変わらなかった
　それでも、この先をずっと一緒に居たいと思える親友を、和奏は手に入れたのだ
　……なおイリヤに対しての依存度は非常に大きい自覚はある模様。頑張れイリヤ

　コードネーム：『｜盗人の錫杖《カドゥケウス》』→『｜無冠の王笏《ケリュケイオン》』
　　　　能力名：『｜盗人の錫杖《カドゥケウス》』→『｜小さな王様《ケリュケイオン》』

成長履歴

2025/9/16/1:15
・《混沌なる主》Lv.5（35点）←NEW！

セッション履歴