容姿・経歴・その他メモ

「ふふんっ！わたしについてこれる～？…ま、むりだよねっ！」

「さーてと！そろそろ本気出しちゃおっかなー？」

「わたし、ぜーったいに負けないから！」


▶プロフィール
明るくお転婆で自信家。
少し生意気で少し怖がり。
基本的には外交的な性格でよく喋り、彼女と話すと元気がもらえることだろう。
少し自分を誇張して見せることが多く、負けず嫌い。
挑戦的な言動とコロコロ変わる表情が特徴的。
なんかツンデレっぽいのやりたいな～の気分。

▶家族構成
長女、次男、三男、彼女、五女の五人兄妹。
厳しい母と気弱だけど優しい父の七人で暮らしている。
家族にたいしては人並みに愛情があるが、どこか遠い存在にも感じている。
家族との関係を大切にするあまり、自らをさらけ出せていない故なのかもしれない。

▶トラウマについて
幼いころ、とても仲の良かった友人と「またあした。あしたもいっしょにあそぼうね」とか、その程度の約束をした。
普段であれば当たり前に守られていたはずの約束だったが、不幸なことにその約束が守られることはなかった。
友人はその日のうちに事件（事故でも…特にきめてない…）に巻き込まれ、帰らぬ人となった。
後に残ったのは、永遠に果たすことがかなわなくなった約束と、もう微笑むことはない友人の遺体だけ。
幼い彼女にはどうすることもできなかったことだが、それでもその光景は彼女の脳裏に今も染みついている。
この「約束を守れなかった」という思い出は、彼女にとってトラウマとなった。
その影響か、彼女は人と約束を結ぶこと、またその約束を果たすことに対して執着している。
表向きには「え～？約束ぅ？…まぁ、気が向いたらねっ！」と軽く扱ったり、そもそも約束をすることを避けているかもしれない。
約束を軽く扱ってはいるがその実、内心ではすごく気にしている。
どうでもいい約束だといいつつ、一度交わした約束はずっと覚えているだろう。
もう約束を果たせないことが、二度とないように。

戦う時とか、この友人の事を思い出して戦ってるのかもしれない…


▶備考
まだ未熟で、自分が確立していない。
兄妹が多い家庭で育った彼女はいつからか、いつも誰かの役割を演じていた。
家庭内で『お姉ちゃんらしく』『妹なんだから』『末っ子みたいに甘えないで』＿＿などという言葉を聞き続けてきた結果、自分を見失ってしまった。
幼いころはもっと素直にいられたはずなのに。
そのため、その場に合わせて色々なキャラを演じる。明るくて元気な子、挑戦的で負けず嫌いな子…。
でもどれが本当の自分なのか、まだわかっていない。
ころころ表情が変わるのはどれが本当の自分かわからないから…？
本気モードの時だけは、そういった迷いが消える。
しかし、彼女は本気モードの冷徹な自分を恐れており、どうかこれが本当の自分でないようにと願っている。

▶ぬいぐるみ
いつもいっしょにいるぬいぐるみは「ぴょん太郎」という名前が付けられており、彼女の本心をいつも受け止めてくれる存在。
ふたりきりの時だけ、このぬいぐるみに向かってだけは本音を漏らしている。
いつからか覚えていないくらい昔から一緒にいた。
よくみればところどころ不器用に修復されており、大事にされていることがわかるだろう。
修復は彼女みずから行っており、そのたびに指を怪我している。
一緒に過ごして十数年だが、いまだ裁縫は上達しないようだ。


▶本気モード
普段の表向きな陽気さや元気さが嘘のように、無口で冷徹な雰囲気になる。彼女自身の大切な人や物を守るために、または信念を貫くために真剣に戦う時にこういう顔をするのかもしれない。
血ついてる差分かわいいからつかいたい気持ち、ある。

「もー…邪魔。」
「……退いて。今なら、まだ見逃してあげる。」
「いいよ、かかってきなよ。容赦しないから。」
「覚悟して、ほんとに許さないから。」
「あなたのせいで、大事なものがなくなるのは…もう、いやだから。」

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