ブリードはハヌマーンとサラマンダーの混合種(クロスブリード)。能力区分としては炎熱操作系であり、周囲の熱を吸収・放出することが可能である。攻撃方法としては相手を熱を吸収し凍結、動きが止まっているところに吸収した熱を放出することを基本スタイルとしている。

さらに、ハヌマーンのエフェクトの効果を増幅させる力と高濃度レネゲイド結晶体である【賢者の石(レネゲイドクリスタル)】によって爆発的な火力を叩きだすことが可能。そして、賢者の石を発動させた冬治は、その無限とも言えるエネルギーによって周囲一帯を炎熱と凍原を内包した場所へと変貌させ、自身の能力を大幅に底上げし相手を確実に打ち倒すことが出来るだろう。

かつては一般的な高校生だったが、ジャームによる事件に巻き込まれ覚醒。
その後、知人である『国東いずみ』によって引き合わされたUGNなる組織に協力することになるが、
“レネゲイドクリスタル”に関わる一大事件に巻き込まれ【賢者の石の適合者】となる。

幾多の戦い、別れを経てプライメイトオーヴァードへと至るが───
今の時点での繋がり……世話を焼いてくれた刑事さん、ぶっきらぼうだが根が優しい支部長、自分を支えてくれた相棒のチルドレン、そしてなにより自分が帰るべき場所にいる幼馴染……
そんな大事な日常へと回帰することを望み、力の大半を失いながらも現代に生きるひとりのオーヴァードとして現世に残った。

そのような世界に変革を与えうる素質を持っていた過去があるため、彼の詳細な経歴や実力を知る者は当時の関係者のみだけである。