容姿・経歴・その他メモ

髪：黒髪　瞳：黒　

概要

東京都N市で生まれ育った青年。幼少期は裕福な家庭に生まれ幸せに過ごしていたがジャームの暴走による事件に巻き込まれ両親と姉を失い本人も長い間入院する怪我を負ってしまう。
入院時、腰痛の治療で通院していた老人、通称師匠と打ち解けて退院後もお世話になることになる。
腰痛や歳のせいもあって一線を退いてはいるが師匠は古武道の元師範であり、格闘技を習得したかった彼は師匠に教えを乞うたのだ。。家族を失った少年と独り身の老人が共に過ごすようになるのは自然な成り行きであった。
それから10年が経った頃、１８歳になった彼にまたしても災禍が訪れる。
町で発生したジャームによる襲撃事件である。運悪く巻き込まれた師匠が今まさにその凶刃に傷つけられんとするさなか、彼の脳裏には１０年前の情景がよぎる。何もできず手は宙を掻き、蹂躙され、命を散らしていく家族の姿。
もうそんな惨状を見たくはない。もう大切な人を失いたくはない。
無意識に駆けだした彼の手には、一条の白熱。
その一閃はジャームを退けるに足る一撃であった。

「し、師匠！？この力はいったい……！？」
「え、知らん、何それ……こわ……」

斯くして、彼のオーヴァード、サラマンダーとしての物語が始まった。
なお覚醒して間もないため、サラマンダーの本質が熱を操ることにあるということに気付かず、ただ熱くするものだと勘違いしている。本能的に温度を下げることもあるが当然のように無意識なので何もわかっていない。

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