容姿・経歴・その他メモ

僕っ子女子高生。神輿島で、幼馴染で仲良しの青井陽廻といつもつるんで暮らしてる。

明るくてさっぱりした性格の陽廻に、負けず劣らずのやんちゃで明るく押しの強い女の子。かつ世話焼きでしっかり者。たまに母性というか庇護欲が暴走してしまい、陽廻に叱ったりお節介を焼いたり、逆に呆れられたり叱られたり、姉妹のようなやり取りをしている。

生まれてすぐに母親を亡くしており、父子家庭。10歳になってからは家事全般をエリスが担当しているため、家事は得意。忘れ形見であるエリスを父親は内心溺愛している。態度にはあまり出していないが、とにかく娘に甘いし弱い。そんな父を反面教師にし、UGNのこともあって分不相応な程にしっかりものに育ったが、自分に対して誰よりも優しい父の事がエリスも大好きである。

オーヴァードの力は物心ついたときにいつの間にか覚醒していた。生まれつき感染してたのかどうか、詳しくは分からない。もしかしたらエリスが生まれたときに母親が亡くなった主原因なのかもしれない。そう思うと悲しいとも思っているが、彼女的には《完全獣化》の狼の姿がママが僕に授けてくれた姿なのかな？とか、ママが狼の姿で見守ってくれてるのかな？とか前向きに考えてる。

早くに覚醒し自覚していた為、UGN神輿島支部に所属したのはかなり幼い頃のこと。敵からの攻撃を受ける前提の守りに特化した能力という、自己への危険性の観点から訓練期間が長く、戦闘に参加し始めたのは中学生前後から。

知弦には一目惚れした。まず初めて会ったときにキュンと来た。そして少し世間知らずでちょっとオツム弱そうな感じが、可愛い物好きで世話焼きの癖に刺さった。年上のお兄ちゃんだけど、パパみたいにお世話したいと思った。

思春期に入って、その気持ちが恋心だと気づいた。思えば片時も彼のことを忘れることがなかったし、ずっと姉か幼馴染のように、陽廻に接するのと同じようにしていられた異性は彼だけだった。しかし同時に、陽廻も同じく彼に対して恋心を抱いている事に気がついてしまった。

UGNの事を隠している後ろめたさと、陽廻の事も大好きで、陽廻に遠慮してほしくない気持ちから、自分の気持ちは誰にも言えないでいる。本当は陽廻にだけは伝えたい。自分だって陽廻に遠慮したくない。

ただ、そうすることで関係が変わることが、陽廻と対立してしまうことが怖かったし、何より申し訳なかった。そんなことで嫌われたり嫌ったりするような関係じゃないと分かっていても、自分だけが知っているUGNでの知弦のことや、それを隠さざるを得ない環境があるのに、そこで自分の想いを打ち明けるのは、ズルいと思った。

知弦が上京することが決まったとき、3人の時間を沢山作った。陽廻と自分の為に。彼に、自分達の気持ちに気づいてもらうために。

結局、どっちが告白するでも向こうが気づいてくれるでもなく、その日が来てしまって、現在に至るわけだが……。それからは二人で、知弦と同じ大学に通えるよう勉強の毎日だ。彼が遠くない未来、療養のために神輿島に帰ってくるなんてことは、まだ知る由もないのだった。

〜性格や趣味〜
一人称が僕なのは、乳児期の言葉を覚えたての時に父を真似続けた影響。何度父が矯正を試みても、頑なに僕呼びをやめず、遂には折れたらしい……いや、折れたというか、我が子可愛さと自分を真似られた嬉しさ故に歯止めが効かず、甘やかした結果である。親バカここに極まれり。そんなわけで彼女の僕っ子は実質先天的なものである。流石に普通ではないことは、中学生くらいのときには自覚したが、今更やめられないし必要に追われない限り変えることはない。

可愛いものが好き。女の子的に可愛いのも、マスコットとかの可愛いのも、性格や仕草が可愛いのも、可愛いと思える物は自他男女ジャンル問わず全部好き。自分自身も可愛くありたいと望んでいる。が、考えるのが得意ではないのと、お洒落するよりナチュラル可愛いのを目指したいので、あまり着飾るような事はしない。悪く言えば、ファッションにあまり拘りがない。《体型維持》を上手く利用して季節に合わせた服を着るだけで僕は可愛い女の子なんだ！と半ば強引に押し通している。

めっちゃ食いしん坊。食べることが大好き。気が付くと手にはパンやコンビニスナックやクレープやお菓子が握られている。《体型維持》の力でいくら食べても太らない。一応任務の為のエネルギー補給という点も兼ねており、エネルギーを溜め込んでいるという理由もある。しかし何よりも、いつ死ぬか分からないから使えるものは使って楽しむ、という側面が強い。


〜超余談〜
今回の元ネタは、名前に採用したくらいで面影すらないが、PS3用ソフト「SONIC THE HEDGEHOG」より、セガの看板キャラクターでお馴染みソニック(風属性と音速で苗字にこじつけた)と当作品のメインヒロインのエリス(cv坂本真綾のお姫様。獣人ではなく普通に人間)から。重厚なドラマ構成が壮大な音楽で彩られ、名物キャラクターもいて、ストーリーは凄く面白いのに、多過ぎるロードと調整不足過ぎる理不尽な難易度やその他多数あるゲーム部分の問題点のせいでクソゲーと評されている不遇の作品。

コードネームはシートン動物記の狼王ロボより、ロボが唯一心を許したという雌狼ブランカと、パラディン(騎士)を女性名詞化したパラディエンヌ(あるゲームで登場。恐らく造語)という言葉を合わせたもの。

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