容姿・経歴・その他メモ

【容姿】
　地毛である明るい茶髪をミディアムボブにしている。運動時・戦闘時は癖でポニーテールに纏める。
　常に左眼を閉じているが、相手の死期を無為に見ないようにするためであり、見えないわけではない。ぱっちりとした眼にこれといったシミや傷跡もない顔は、モデルのような美人というよりは愛嬌がある美人。
　戦闘時はなぜか目の下に隈ができる。
　
　筋力の割には細身の身体つきをしている。ただ、余分な脂肪は殆どないので、あまり人前で肌が見えるような恰好はしたくないと思っている(バキバキで引かれそうだから)。オーヴァードになる前はもう少し体重が重かったが、覚醒後は能力である程度軽くしている。

【経歴】
5歳:万代市とは別の町で、近所のテニススクールに入会。
10歳:有名なテニススクールに移動。大会で優勝し始める。また、この頃に特異体質が発覚する。
14歳:全国大会で優勝。中学では硬式テニス部がなかったので、暇潰しに陸上部に入っていた。
15歳:両親が死亡。親戚に引き取られるも、すぐに全寮制の高校に入学。
17歳:全国大会で優勝。妹のネグレクトが発覚し、学校を中退して妹を連れて出奔。テニスのプロになる。
19歳:ウィンブルドン優勝。コーチに勧められて引退し、万代市に引っ越して覚醒する。
22歳:『半月』を倒したことを機に、半ば強制的に『月光証券』に入社。現在まで修行中。

履歴

「どうも～っス。余命幾ばくかの貴方、うちらの『投資』がご入用で？」

【概要】

　緩い雰囲気で新品の大鎌を携える、とある投資会社の新人。
　一見して元気と勢いだけが取り柄の若者に見えるが、本質はかなり器用で地頭が良い。投資会社といっても、妃が直接資産運用するわけではなく、まだ顧客訪問と営業、そして実力行使以外の業務には携わっていないらしい。
　筋肉や骨の構造が特殊な特異体質の持ち主で、オーヴァードになる前からゴリラ並の筋力があった。覚醒後は更に強化された上、それを土台としてサポートや威力強化など複数の形態へと肉体を変化させて戦う。特異体質の副作用で、体形の割に非常に体重が重く、一日五食くらいは食べている。
　寿命を見たくないため普段から片目を閉じて生活しているが、『師匠』の戦闘指南により視覚に頼らぬ戦闘技術を身に着けている。というより、とある敵との戦闘を通して五感全てを喪失しても戦う技術のコツを会得している。

【保有アイテム】

『死告のクラウンジュエル』

『筋力のクラウンジュエル』

『銀月』

【月光証券について】

　月光証券は特殊な投資会社だ。この会社は『寿命』を『金』と取引するシステムとなっている。寿命を売買できるのはごくごく限られた一部の会社に限られているため、独自の立ち位置を形成している。その性質上、寿命が近づいた人間の周囲に表れやすく、死界隈と顔を合わせることが多い。ただし、『自然かつ幸福な死』を作るために活動している死界隈とは違い、『不自然な延命』を行うため、あまりよく思われていないかもしれない。
　裏の世界では従業員一人一人に与えられている鎌が印象的。妃はまだ担当の顧客の命を終わらせたことがないため、新人という意味の『満月』の称号を与えられている。
　→『Deal with you』終了後
　　・担当顧客の『柏木保奈』の死を機に、ゴールドカードとなり称号も『十六夜月』へと替わった。

セッション履歴