容姿・経歴・その他メモ

歴史ある古い寺、天元寺の一人息子。
表向きはどこにでもある普通の寺院だが、実際は古武術“天元寺流”の家元。
古武術故に歴代継承者は秩序の敵対者を闇から闇に屠ってきた。
幼い頃から武術を叩き込まれてきた健はしかし、人を殴ることをよしとしない心優しい性分だった。
幼少期からの長い鍛練と類い稀なる才能から同年代どころか大人ですら太刀打ちできない腕前を持ってしまい、己の手で誰かを傷付けてしまう事を極度に恐れている。
人と関わらなければ誰かを傷付ける事もないだろうと考え、人の注目を避けて目立たないように日々を過ごそうとするようになった。
……が、生来の性格から困っている人を放っておけず、トラブルがある度に首を突っ込んでいるため結果として学内の有名人になっていた。

学園を飛び級で卒業した健は、ヒーローへの道を歩む事となる。

本来のヒーローネームは『鮮やかなり天元の花“Splendid Lotus”』であるが、
ネームレス部隊への配属時に名をはく奪され、“7”の番号を割り振られた。
天元寺流の最奥のひとつ、人間誰しも身体に持つ8つの経絡秘孔“門”を解放する“八門遁甲”をもじって、
自ら『七門遁甲“Seven's Gate”』と名乗る事を決めた。
(八門全てを解放すると高確率で死を免れないため、生きて戦うために7つまでしか解放しないという決意の数字である)


実家の本尊とは別に、“枯れない”蓮の花が祀られている。

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健の周囲に蓮の花や蓮華草が咲き乱れる。
胸に一輪の蓮の花が咲き、それを手に取る。
「祈りの花よ、その力を示せ。契約のもと僕が命じる。“開花”」
静かに告げると同時に、巨大な蓮の花の蕾が健の全身を覆い、そして花開く。
中から現れた健は、花の模様をあしらった桃、橙、黄色の動き易そうな法衣を纏っていた。

───其の心、明鏡止水。されど汝の掌は嵐の如く。
開花。鮮やかなり天元の花。
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メモ：
八門遁甲により解放する“門”は以下の通り
右脳の第一“開門”
左脳の第二“休門”
胸部上側に第三“生門”
胸部下側に第四“傷門”
腹部に第五“杜門”
下腹部に第六“景門”
丹田に第七“驚門”
心臓に第八“死門”

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