容姿・経歴・その他メモ

【概要】
眼鏡をかけた大人しそうな男子高校生。現在は国際環境情報大学付属高校に通っている。かなりのゲームオタクで好きなジャンルはターン制JRPG。特に「デビルブレイカーズ」の大ファン。協力型のRBバエルが体内に宿っており、戦闘中はバエルの姿に変わり戦闘を行う。バエルは「デビルブレイカーズ」に登場するラスボスキャラ。

【バックストーリー】
孤児で生まれながらにしてのオーヴァード。UGNの施設で育てられていたが、レネゲイドコントロールが不十分で常に毒ガスを分泌し続けていたことから隔離されており幼少期は友達がいなかった。そんな彼が夢中になったのはゲームだった。特に「デビルブレイカーズ」というゲームタイトルにハマり毎日８時間以上遊んでいた。そこまで彼を夢中にしたのは作中に登場する悪役キャラクターのバエル存在があった。
バエルは人々に恐れられる凶悪な悪魔だが、国の施設に収容されていたある少年の前に現れ、彼に救いの手を差し伸べる。この少年は悪魔をおびき寄せ強化する特殊体質を持っていたために、日本政府から管理され非人道的な人体実験を行われていた。少年は日本に復讐するためにバエルと共に数多くの悪魔事件を引き起こすという内容だ。
このストーリーが自分の境遇と重なったことで蔵木にとってバエルは憧れのダークヒーローとなった。
それから数年後、RCを覚えた蔵木はD市支部に異動し、他のチルドレンと過ごすようになる。そこで出来た初めての友達が桜庭伊織だ。数少ない友人だったがある時ザクレウスというジャームが襲撃した。桜庭が殺され自分の命も途絶えようとしたその時、蔵木に救いの手を差し伸べる者が現れた。それがオリジン：サイバーとして実体化したバエルだった。バエルを体に宿したことで一命をとりとめた蔵木はザクレウスに復讐するためにその身を焦がすことになる。

【バエル】
「デビルブレイカーズ」というゲームに登場する悪役キャラ。男性の人型悪魔だが、その姿は人からはかけ離れており神々しくも禍々しい異形。頭から４本の黒い手のようなものが生え、頭上には天使のような光輪がある。首から下の肌は全て灰色であり、本来の腕とは別に背中から無数の手が生えている。装飾は腰回りから足元まで垂れている魔術的な紋様が描かれた布のみ。
常に敬語口調で契約者のことを重んじる。契約者の望むもののために力を与えるが、それが契約者にとって幸せな結末になるとは限らない。


【「デビルブレイカーズ」】
数年前、突如として東京に現れた人類の敵“悪魔”に対抗するべく、政府により悪魔因子に適合させられた少年少女---通称“デビルブレイカーズ”の人類存続をかけた壮絶な戦いを描く名作ターン制JRPG。シンプルながらも数百種以上にも上るスキルによって、奥深い戦略性があるゲームシステムであり、残酷ながらも美しい感動的なシナリオも高く評価されている。

【能力】
蔵木本人はソラリスの能力で対象の攻撃性を抑制する程度しかなく、戦闘向きのオーヴァードではない。しかし、彼と共存する協力型RBのバエルに身を委ねると、悪魔の姿に変身し強力な能力を得る。現状判明しているバエルが持つ能力は「自滅命令」である。これはバエルが放つ黒い毒霧を吸い込んだ者は強制的な自滅行動を行ってしまうという異能力。「デビルブレイカース」に登場するバエルは他にも能力を持っていることから、まだ力を隠し持っているとUGNでは考えられている。

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