容姿・経歴・その他メモ

ベロニカ・"ヴォルト"・エイリアス。

元ジャーム育成・｜騒擾《そうじょう》セル"ファーム"の跡取り娘。
とある作戦でUGNに捕捉・捕縛されエージェント登用を受けた…
とされているが真実は違う。彼女は自らUGNをおびき寄せ、接触した。
実に落ち着き払って堂々とした態度で亡命を希望したという。

その理由は近頃彼女が受けさせられた"改造"に由来している。
ジャーム兵器を生産するセルとしては安全弁として"鬼切りの古太刀"に類する戦力を抱えておきたい、という心理は常々働いており、しかし果たせずにいた。
潮目が変わったのはグレイプニルとミストルティンシンドロームの"発見"から。
新たな二種のシンドロームから着想を得た試作・人工的対ジャーム兵装の供与を受けたのだ。
喉から手が出るほど欲しい武装であるそれの改造を、セル内で可能性の高かった一人娘がそれを受け、実験は成功した――かに見えた。
だが、同セル――"モダンタイムズ"の目指すところであった"遺産代償の消去"には至っておらず、対ジャーム系遺産に共通する"ジャーム嫌悪衝動"を発症。
――それにより、大多数のセル人員が、既にジャームへと成ってしまっていた事に、気づいてしまう。

…そして彼女は機会を作り、UGNへと逃亡。監視待遇のエージェントとして活動する事となったのだ。

能力としてはオルクスの領域生成に特化しており、ノイマンはそれを補助するための物。
改造に寄り遺産の"破邪の力"を領域として生成。武具に付与したり、陣を介して場に影響を与える等が出来る。
反面、何かしらの道具が無ければ領域を操るのは不得手。良くも悪くも、装備に左右される能力と言えるだろう。

傅かれる事や、人を使う事に馴れており、頭脳も明晰である、年若いながら貫禄と言えるものを備えており、ナチュラルに人の上に立つ人材。
多少なりの傲慢さやお嬢様育ち故の世間知らずは可愛げの範疇と言えるか。

セッション履歴