容姿・経歴・その他メモ

　古風な格好に身を包んだ格闘家の若い？女性。甘酒を嗜むのが趣味。よく年齢について訊ねると間の抜けた口笛を吹き出すことがある。ただ、見た目は20代の女性にしか見えないが・・・

口調はゆっくりと間延びしたように喋り、語尾に独特なイントネーションを付けることが多い。

性格の面に関しては意外にも茶目っ気があり、よく若者をからかって弄んでいるらしい？

　
　普段は世界各地で修行と称して道場破りをしながら過ごしている。目的は「最高の格闘術」を考案するため。

常在戦場であることをポリシーとしており、元は剣術を究めていた。ただ、武器がなければ無意味の技術に疑問を抱いてからは、専ら「無手の格闘術」の研鑽に明け暮れている。

元は家が名のある偉人の家系であったらしく、その偉人は今の彼女の目指す理想の人物でもあるという。


・・・正体は戦国時代の剣豪「塚原　卜伝」のクローン体。
正確には「塚原　卜伝」のクローンを構築構成しようとして生み出された”複製体”とでも呼ぶべき存在。
その証拠として肉体は女性ベースであり、意識も「塚原　卜伝」本人とは異なり、別人としての自我を有する。

何処でどのようにして何者の手によって生み出されたかという経緯は不明だが、彼女本人はあまり深く気にしていない。
ただ、それなりに長い時間を生きているらしく、脳の一部を電脳化したり、肉体の大部分を機械化することでオーヴァードとしてかろうじて今も活動することができているようだ。


　・・・だが、戦闘時の彼女は苛烈の一言に尽きる。
その場に存在するありとあらゆる物を用い、対象が倒れ伏すまで戦い続ける。
彼女はその阿修羅の如き戦闘スタイルから”千殺”のコードネームで呼称される。

人は皆、生まれ落ちた瞬間から戦い続ける宿命にある。ならば力を求め続けることに何をためらうことがあろうか？


「ハァ・・・少しばかり疲れたナ。この塚原も歳には勝てぬか・・・トホホ・・・」

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