経歴

　UGNN市支部長。生来の研究者気質で興味のあるものはとことん調べないと気が済まない。元々基礎生物学の研究者だったがある日、奇妙な挙動を取る細胞を発見した。研究に没頭する内にソレ――後にレネゲイドウィルスに感染したものだと分かった――に次第に心惹かれるようになり、いつの間にか自身もオーヴァードとなっていた。
　UGNに保護された後も研究者として活動しており、Rラボに所属していた。しかし、組織の中では納得のいく研究ができず、経歴を活かして支部長に就任した。校医としてN高等学校に潜入しつつ、Rラボの施設を借りて個人的に研究を継続している。
　近隣のマンションで一人暮らしをしている。慣れて来たがその分寂しさを感じることも増えて来たため最近熱帯魚を飼い始めた。

性格

　常に鷹揚で誰にでも優しく接している。一方、卒業後は研究室、覚醒後はUGNと狭い世界で生きてきた為、人付き合いが苦手。他人に優しくしているのもそれ以外のコミュニケーションの方法を知らないから。興味がわいた対象は徹底的に調査する学者肌の一面もある。

能力

　片腕をクラゲの触手型に変形させ、先端からレネゲイドウィルスを含んだ針を射出する。夕のレネゲイドは”ティミッド(臆病な)タイプ”と呼称されており、他のレネゲイドと接触することで様々な反応をする。これが感染時に奇妙な動き方をしていた細胞の影響か、それとも覚醒時に夕自身に何かが起こったのかは不明。
　現在の研究テーマはティミッドタイプのレネゲイドとそれがもたらす『動き』について。

#9C27B0

セッション履歴