地味な容姿の少年。
基本的に無表情であり、特徴がないことが特徴。
学力・運動神経・友人関係・性格どれもが平凡であり、目立ったところはないが同年代の人間より落ち着きがあり、感情の起伏が乏しいが、コミュニケーション能力がないわけではなく、学校では普通にクラスメイトや教員と会話や交流を図っている。
無表情だが、無感情なわけではなく喜怒哀楽も通常の人間と同様に存在するが、表情に出ることはあまりない。

父親が主にヒール役を演じるプロレスラーであり、母親はその担当マネージャーだった。
両親の中は非常に良かったが、逍遥が小学生の頃家族で買い物をしていた時、店内で強盗が発生し、逃げようとしていた男二人組を正義感の強かった父親が強盗を取り押さえようとしたが、抵抗されその時に持っていたナイフで母親の顔が浅く切られその瞬間頭に血が昇った父親は強盗二人に本気のプロレス技をかけて命を奪ってしまった。その後警察にて事情聴取を受けたのち過剰防衛と判断され、禁固刑となった。
今でも、父親は刑務所に入っており母親はそんな父親の帰りを待ちながら女手一つで逍遥を育てている。

その時から逍遥は世間一般でいう善や悪がわからなくなってしまった。自分の父親は悪意のある人間から母を守っただけなのに刑務所に入れられた。強盗の遺族は自分の父親を責め立て、被害者のようにふるまっている。

戦争では敵を殺せば称えられるのに、社会ではたとえ犯罪者を自己防衛のために殺しても悪人として非難される。

豚や牛を平気で殺し、肉を食べるのに犬猫を殺すのは非情だという。

蝶々が他の昆虫に襲われるのをかわいそうと哀れみ、蚊や蠅等の害虫は平気で殺す。

人間ってなんなんだろうな。そんな意味のないことを漠然と考えながら過ごしている。

自分にもコードネームとか必要なのかなーと思いある時、セルリーダーである無物　冬至に電話でどんなコードネームが良いか聞いたところ、その時ちょうど納豆を食べようとしていたリーダーによって適当に決められたが本人自身あまり、コードネーム自体に興味がなく、それでいっか。となり決定した。