容姿・経歴・その他メモ

「これが俺に、俺たちに与えられた罰か」
地球外の新天地を探すべく選ばれた宇宙飛行士。
宇宙飛行士としてもオーヴァードとしても高い能力を持ち、人類の望みを背負って宇宙へ飛び立った。

だがこの話には、もう一つの側面がある。
彼の起こした暴走事件の責めを負ったのだ。
自我を失くした彼は意思持つ特大の熱源に変じ、さる工業地区を焦土に変えた。
UGNの関連施設だったのが幸か不幸か、エージェントたちのの活躍により人的被害は少なく済んだ一方、工業施設から漏出したEXレネゲイドによる汚染が浄化·隠蔽しきれず、禍根を残した。

彼の平時の活躍と仲間達の弁護、事後処理への協力があったことで、ジャームとして処理されることは免れた。そして、果てがあるかもわからぬ救世の主となることで、彼の罪は手打ちとなったのだった。

彼はこの旅を、暴走事件を起こした自分への罰だと自嘲する。そして元を辿れば、人類が幾代もかけて重ねた罪の果てだと。工業施設を破壊したあの事件は、本当に暴走だったのだろうか。"なるべくしてなった"のではないか。頭の片隅には常にその疑問があった。


「それでも俺が、この地球を照らす太陽になるんだ」
自嘲するが悲観はしていない。
この身一つで、地球の皆に未来への光を当てられるのなら、それはどんなに幸せなことだろう。自分を仲間だと、希望だと言ってくれた皆に報いる道は途絶えていない。

戦闘では陽光のごとき明るさと熱を放つ右腕を振るう。熱源、光源、工具代わりに宇宙空間での活動にも一役買っている。

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