容姿・経歴・その他メモ

<容姿>
画像参照

<一人称・二人称>
私・アナタ

<基本情報>
ブラッドドッグ×モルフェウス×ノイマンのトライブリード。
獲物は体内に格納している4本のアームブレードで、これらを華麗に操り戦う近接戦闘スタイルを好む。
その姿はまるで戦場に踊る舞姫のようであり、また同時に命を刈り取る死神のようとも言われる。
戦場で舞い踊るその姿を称して『ファントム』のコードネームを持つ。

<経歴>
FHの極秘プロジェクトの実験体だった過去を持つ。
アルフレッド・J・コードウェルが主導していたらしいが詳細は不明。
分かっていることは彼女の両親がまだ当時5歳と幼かった彼女をFHに売ったこと、
実験は最終的に失敗に終わったこと、失敗作の彼女は『廃棄』されたことの3点のみ。
人気のない山奥に『廃棄』され、命が尽きるのも時間の問題かと思われたが、
強力なレネゲイド反応があるとの報告を受け派遣されたUGNエージェントによって発見・保護される。
保護された後はUGN日本支部長の霧谷雄吾の元でUGNチルドレンとして育てられた。
心身衰弱状態にあった影響なのか、UGNに保護される以前の記憶の一切を喪失している。

実験による後遺症のためかレネゲイドの状態が非常に不安定。
実際のところ、FHによる実験が失敗したのもこの暴走によるもので、
力の暴走の余波で研究資料ごとFHの実験施設が丸々1つ消し飛んでいる。
保護された当時は力の制御に苦労していたようだが、霧谷の直接的な指導の甲斐もあり、
現在はある程度は自分で制御できるようになっている。
霧谷のことは『主人（マスター）』と呼称し、彼の忠実な僕として日々事件の解決に尽力している。

16歳の頃、当時コンビを組んで共に事件解決に奔走していた相棒である鈴ヶ森累を任務で失う。
彼女に特別な感情を抱いていたこともあり、事件後はしばらくふさぎこんでいたが、
彼女のような犠牲者を少しでも減らすために再び立ち上がる。
相棒を失ったトラウマもあってか基本的には単独でジャームと戦い続けてきたが、
必要に迫られれば他のエージェント等と手を組むこともある。

履歴

<SCREAM>
霧谷の指示により、大雲支部へ出向。
出向先にて非オーヴァードも自由に動ける特殊なワーディングが発生、
そのワーディング内でオーヴァードに覚醒したての少年「灰佳 京（はいよし けい）」と出会う。
灰佳を保護し、大雲支部傘下の病院にて、2年前の任務で失った元相棒でありかつての想い人である
「鈴ヶ森 累（すずがもり るい）」に姿が酷似した謎のジャーム「beЯ（ターンレッド）」と遭遇。
その後、大雲支部の支部長「西宮 和月（にしみや　なつき）」、
UGN日本支部から出向してきたエージェント「大石 麻尋（おおいし まひろ）」とも協力し、
謎のジャーム「beЯ（ターンレッド）」の討伐を目指す。

調査を進めるうち、鈴ヶ森のアドレスからの1通のメールが届く。
罠の可能性も考えたが、彼女に繋がる情報を求めて提示された場所へ向かうと、
一時的にbeЯの影響を抑え込んだ鈴ヶ森と再会する。
beЯの正体は鈴ヶ森がジャーム化した後、同時発生したターンレッド現象（主を失った従者がジャーム化する現象）
の影響を受けた元従者に乗っ取られたものだと彼女から伝えられた。

2年ぶりの再会を喜ぶもつかの間、鈴ヶ森よりbeЯに完全に乗っ取られる前に自分を殺してほしいとお願いされる。
自ら想い人に手を下すことを躊躇っていたが、彼女からの最期の願いということもあり泣く泣く承諾。
灰佳、大石、西宮の協力のもとbeЯを討伐した。

事件解決後、主人である「霧谷雄吾（きりたに ゆうご）」から、
当面の間任務を回さないこと、ジャーム絡みの事件に首を突っ込まないよう厳命される。
この命令は霧谷なりに気を使ったものであり、
大切な絆を改めて失った湊の心の傷を癒す期間を設けさせたかったとのこと。

久方ぶりに任務から解放された彼女は人気のない高台に作られた小さな墓（湊が作った鈴ヶ森の墓）を訪れる。
生前の鈴ヶ森には最期まで伝えることのできなかった想いを一人こぼすと、
彼女からもらった思い出のイヤリングを墓前に供え、新たな絆を紡ぐための旅へと出た。

-終-

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