ブリード：ピュア　クロス
シンドローム：ソラリス　バロ－ル
ワークス：ＵＧＭエージェントＵＧＭ支部長
能力：ＵＧＭ加入当初は力の暴走が多かったことから何らかの病に侵されている可能性があったが、本人曰く何らかの実験体にされていたそうだが情報や根拠がないため虚言の可能性大。
味方にはバフ相手には動きを遅めるデバフを使い、サポート役として様々な任務に就いている。
最近では動きを遅めるデバフの対象が1人になってしまったが、代わりにデバフの威力が上がっていたため調査をしたところ、バロールの能力にも目覚めていたことが判明。一瞬だが時を止めれるようになったようだ。
「さぁ裁判を始めようか」

基本的にはお茶らけているがＵＧＭ支部のメンバーを傷つけるような者に対しては凶暴な一面も。人当たりがよく信頼されている。しかし善人というわけではなく、救うための罪は救済と考えている一面もあるが一度心の内側に入れたものはとことん大切にする。偽善者？

2XXX年3月24日　FHと関わりのある可能性が高い宗教団体｜天輪の聖典《てんりんのせいてん》に潜入捜査をすることとなった特に何もないといいが…
2XXX年3月26日　驚いたまさか教祖がまだ6歳なんて…しかもあいつは確実にオーヴァードだ。集会時にソラリスの生み出す興奮剤を売っていたし、その製造している姿も確認した。明日はジャームではないか調べてみる。報告はその後でもいいだろう。
2XXX年3月27日　なんということだ俺が｜天輪の聖典《てんりんのせいてん》の集会場に着くとそこにあったのは心臓麻痺などで死んでいる人々だった。この部屋に入った時から俺が興奮状態になっていることと複数人が同じ症状で死んでいることなどを考慮するとおそらくポイズンフォッグと戦乙女の導きの合わせ技だろう。誰がこれをやったのかそんなのもちろん奴に決まっている。しかし当の本人は、「パパ、ママいつまで寝てるの？」と無邪気に笑っている。その姿がどうにも昔の自分を見ているようで嫌だった。だがそのままにしておける訳もなく俺は奴に話しかけた。少しもめたが俺についてくるらしい。しごいていこうと思うがおじさんと呼ぶのだけはやめさせたい。俺はまだ27歳だ！
2XXX年3月29日　俺の所属するＵＧＭ支部に連れてきた。支部長には俺が常に監視（というより面倒を見る）ことを条件にＵＧＭチルドレンとしてのエージェント登録を了承してもらった。同い年くらいの娘に合わせるのが楽しみだ。
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　（中略）
2XXX年3月26日　今日から坊主ＣＮ：｜聖域の統主《セントラム・オブリガー》が俺の相棒として任務の同行をするようになったあいつの父親になった覚えはないが成長を感じて泣きそうだ。それに今日は時久と出会って１０年目だ。記念として十字架のイヤリングをプレゼントした。とても喜んでくれたようでよかった。ただ娘のことが好きだがどうすればいいかとかいう質問は俺にしないで友人にでもしてくれ。
2XXX年3月27日　ごめんな時久。娘が俺の日記見たらしくてお前の思い筒抜けだよ…まぁ面白いし黙っとくか！因みに娘はお前のこと出会った時から好きだってさ！
2XXX年4月10日　ごめんな娘。時久が俺が任務中に書いてたこの日記を俺が寝てる間に見たみたいでお前が時久のこと好きってのバレちまった…なんだか母さんにすごい怒られた気がするよ今度三人でお墓参りに行こうな…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（後略）
2XXX年--月--日　明日は俺の支部長就任日兼娘と時久の結婚式だ！互いを愛してるってわかってから10年か…いろいろあったなぁ
あっ！時久が挨拶に来た時に「お前には娘はやらん！欲しければ俺を倒して見せろ」ってやるの忘れてたな（濡れた跡がある）
それにしても俺も支部長か、昇進しすぎたな。それにもうおじさんって言われてもおかしくない年になっちまったなぁ。これから先のことは分からねぇがただ一つ言えるのは明日は全人類の中で俺が一番幸せってことだ！

支部長就任式終了後そのまま支部長補佐と支部長の娘の結婚式を行う
式場準備などの担当にあたってないものは自由時間とする。
万が一にでも襲撃のされたときの為周囲に注意しておくこと

式中の会場に窓を割って侵入近くにいた支部長と新婦そのほか数名を殺傷したのち道中のエージェントと交戦しながら逃亡。数名が追いかける形に。
ホワイトハンドが尽力を尽くすも帰らぬ人となった者が多い。
詳しい被害人数や被害総額は別紙参考

バリィィィン
窓の割れる音がした
｜煌薬帝《こうやくてい》：「全員戦闘態勢！こいつはやばいッ！」
時久：「｜判決　有罪《ジャッチ・ギルティ》をかけｍ」
そう言い切る前に俺の体に異様に生暖かい鉄の匂いがするものが降りかかった。俺はその正体が最愛の妻の血や肉片であることに気づくまで数瞬の時間を要した。ただ戦場ではその数瞬が命取りになる。俺は奴の攻撃が当たると思い目をつぶった。だがいつまでたってもその瞬間は来なかった。師匠が俺と妻を連れ去ってくれたのだ。
時久：「師匠！」
そう言い師匠の方を見ると師匠は体から血を吹き出しながら俺にもたれてきた。俺は声にならない悲鳴を上げながら奴の方を見た。奴は俺への興味をなくしたように去っていった。だが今はそれどころじゃない師匠と妻だ。まだ間に合うはずだ！まだ…
｜煌薬帝《こうやくてい》：「なんていう顔してんだよ。お前本当に俺の娘が愛した男か？」
新婦：「あってる…わよ、お父…様、私が…生涯で唯一愛した人よ…だからあなた笑って？私あなたの笑った顔が…好きなの」
時久：「あぁ、君の為ならいくらでも笑うともなんだって君は僕の最愛の｜人《妻》だからね。すぐ助けるからね」
新婦：「私、なんて…幸せな人なんでしょう？最愛のひとの…うでの…中で…死ねる…なん…て」
時久：「死んじゃダメだ！俺が死なせない！」
｜煌薬帝《こうやくてい》：（娘から流れる血が今一瞬止まったような…！？）
｜煌薬帝《こうやくてい》：「ありがとうな、あいつを愛してくれて。俺についてきてくれて」
時久：「何言ってんですか師匠！師匠だけでも助けて見せます」
｜煌薬帝《こうやくてい》「俺のことは俺が一番わかる助からねぇよ。そんなことよりさっきから師匠じゃねぇだろお義父さんだろ？」
時久：「…はいお義父さん。俺お義父さんに拾ってもらって、いろんなもの見て！いろんなことさせてもらって！まだお礼し切れてないんです！だから助からないなんて言わないでよ」
お義父さん：「ばーか娘の嫁入り姿見してもらったんだこれ以上の恩返しなんてねぇよ。ただそうだな、娘を泣かせるような真似はすんなよ？」
時久：「もちろんですよお義父さん…」
お義父さん：「わかればよろしい。…なぁ時久明日はどこ行く？」
時久：「お義父さん？」
お義父さん：「そろそろ花見の季節だし近くの公園で花見をした後に妻の墓参りに付き合ってくれないか？」
時久：「ッ！もちろんですお義父さん！」
お義父さん：「そして夜は三人で寝よう好きな本よんでやるよ大切な俺の子供たちけどごめんなちょっと寝かせてくれ」
そう言って師匠、いやお義父さんは息を引き取った

この手紙を読んでいる人がいるということは私はもうこの世にはいないんでしょう。
私は後任にＣＮ：｜聖域の統主《セントラム・オブリガー》を指名いたします。彼はサポーターとして戦闘に参加するからか、人当たりがよく、自分の意見もしっかりいえるいい奴です。彼にならこの支部を任せられます。
それと時久君に伝えてほしいことがあります。
「俺たちの大切な思い出が詰まってるこの支部をどうか守ってくれ。お前にならそれができる！
　お前と娘の晴れ姿の写ってる写真は俺の一生の宝物だ。焼くときは一緒に焼いてくれ、嫁さんに自慢しに行くから！もしお前　　
　だけが残っても急がずゆっくり来いこれは最後の命令だ。破るなよ？お前と会えて本当に良かった、ありがとう」
以上です。ＵＧＭに、君たちの未来に幸あれ。