容姿・経歴・その他メモ

「お願い、僕に人を斬らせないで」

鎌鼬の伝承から生まれたレネゲイドビーイング。
いつの間にか皮膚が切られていたり、怪我を負う様を「鎌鼬に斬られた」と語り継ぐことにより、後付で存在が生まれ落ちることになる。
日本全国で確認されるたび伝承から生まれるため、野良鎌鼬が続々と生まれるという結果となっているが、忘却によりいつの間にか居なくなるので絶対数はそこまででもないとも言われる。

「君がそう思わなきゃ、僕は傷付けずに澄むんだ」

伝承の存在により、本人（？）の意思とは関係なく、鎌鼬の傷を連想すると衝動的に斬り付けるよう振る舞ってしまう。

「こんな手では、人と仲良くなるなんて無理なのかな」

鎌鼬に斬られた傷は一切の血を流すことなく、ただ「斬られた」傷のみが残るという。
血を流すこともなく両断された亡骸を前に嗚咽を繰り返す。

「友達になって欲しかっただけなのに…」

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