0歳〜5歳:孤児。神輿島の浜辺で棄てられていたところをUGN職員に拾われる。神輿島の人々に囲まれてすくすくと育つ。

6歳:物心ついたころ、青井陽廻、佐倉透と出会う。

7歳〜15歳:UGN神輿島支部にて、UGN関係者として教育を受け、時には任務に出ることもあった。
以前から世話になっていたキャシーに師事することに。
↓(余談)
13歳:脱走事件。
UGNや周囲に世話になりっぱなしになっていることに焦りを覚え、自立しようとUGN神輿島支部拠点を抜け出して一人で暮らそうとするという事件を起こす。
しかし三日もしないうちにあえなく確保され、さすがにキャシーに怒られてしばらくしょんぼりする。

16歳:ある任務にて、〈遺産:ジャイアントキリング〉に見初められ、オーヴァードに覚醒するとともに、遺産継承者となる。
また、これを機に遺産の副作用で、勇猛果敢な性格になってゆく。
(遺産を手に入れるまでは、心穏やかな性格だった。)

17〜19歳:オーヴァードに覚醒して以降、遺産の力も相まって良い功績を残し、功績が認められ上京することに。その後、大学に入学しつつエージェントとして活動する。
しかし、上京する頃には遺産の副作用の影響か、全ての困難を『巨人』と認め、ダビデ王よろしく自分一人で解決しようと考えるようになる。
そのせいで日に日に体へ負担が掛かっていき、RCに不調が生じる程に。しかし愛斗の考え方に変化はなく、これを改善しなければエージェントとしての活動は不可能と判断され、一旦神輿島支部預かりとなってしまった。
(ただし、この変化の根源は遺産にはなく、「自分が護らねば誰が無辜の人々を守る」という自負から来ている。それが遺産の影響で過剰に変化してしまったものと推測される。)

20歳:ジャイアントキリングと別れ、勇気と優しさを併せ持つ勇者となる。

赤く長い髪の毛、精悍な体つき、優しい目付きが特徴的。また、遺産の〈ジャイアントキリング〉と呼ばれる投石布を、なぜかバンダナのように身につけている。戦闘時はこれを手に取り攻撃を行う。

勇猛果敢で向こうみずな性格。
恐怖というものに酷く鈍感で、オーヴァードの性質も相まって、自分の体が傷付いたり欠損したり、死に近づくことに全く抵抗がない。逆に、『巨人』と断定した者に立ち向かわないことに強い抵抗感を覚える。

『巨人』と断定する条件は、自分のなすべきと思う行動を阻害する、もしくは自分の正義感に反する行動や影響を及ぼす者に対して激しく敵対心を抱き、
それらを等しく『巨人』とし乗り越えようとする。

……という性格であった。
しかし、神輿島の事件を経て、勇気と優しさを併せ持つ、本当の強さを知る人物となる。

額につけたバンダナを外し、投石布として構える。
長い自分の髪を千切り、投石攻撃用の岩石に変化させ、対象に向かって投げつける攻撃スタイル。
射出された岩石は、風に強められて更に速度を増し、相手に命中する。

……というのがこれまでの戦い方であったが、UGNから支給されたアイテムと、愛人の成長により戦闘方法が変化。
投石布を右手と同化させ、巨大な大砲に変化させて砲撃できるようになった。