容姿・経歴・その他メモ

・容姿
　元は黒髪黒目の一般的な日本人の容姿だったが、オーヴァードになって以降、アルビノのような容姿になる。
　普段からサングラスやマスクをしている。周りには「光に弱い」「健康に気を使っている」といった理由を話しているが、実際は表情などから自分の感情を読み取られないようにするため。


・性格
　自分の本心をあまり表に出そうとはしない。
子供の頃から自分の感情を表にすることはなんとなく気恥しいと感じていた。父親に裏切られて以降、父親に隠していたつもりになっていた尊敬の感情を利用されたのでは？という不安や疑念をぬぐい切れず、より強固に思うようになった。
　ただ、人から頼りにされるのには弱く、色々融通を利かしがち。（幼い頃に見ていた父親の影響）
　自分の能力に対して、直接的な戦闘力が低いことをやや気にしている。


・経歴
　子供の頃から政治家の父親に、より具体的には様々な人たちに頼りにされていた姿を尊敬していた。ただその感情を表に出すことはなんとなく気恥しいと考えて、直接口にすることは無かった。

　成人後しばらくしたのち、父親の伝手でUGNに関わるようになる。その際、今まで隠されていた世界の裏側を知った驚愕と同時に、なぜ父親が自分をUGNに紹介をしたのか疑問に思う。
「まさかこんな機密に関わることになるとは、父が自分のことをある程度は認めてくれたのか…？」

　UGNで働きはじめて数年後、父親にFHに売られそうになる。父親の計画は、自分をUGNに送り込み、そこで得た知識を自分ごとFHに売るというものだった。自分を確保しようとした人物はUGNでも話に聞いていた春日恭二だった。
こんなことをしでかしてしまった父親、自分を買おうと持ち掛けたFH、そして何より全く抵抗も出来ない自分自身に対して怒りを爆発させた。自分が覚醒したこと、UGNの救助が迅速だったことにより助かった。

　現在、子供の頃からの努力とUGNの一員として働いてきた知識と経験、そしてオーヴァードに覚醒して得た能力を活用し、UGN支部長となっている。時々、もし父親と自分がUGNにもFHにも関わらなければ、どのような生活を送っていたのかを考えることがある。


協力してくれる人達は犠牲になってほしくない、と心の中で思うようになった。


・名前とコードネームについて
　「裏野　一心（うらの　いっしん）」：本心を表に出さないことから。
　コードネーム「Nonresistance」：意味は無抵抗。何もできなかった過去の自分を戒めるために。たとえ支援しかできない自分であろうと、現在の自分の役割を果たすために。未来の自分が相手に何もさせないように、という意気込みを込めて。

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