ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

アリシア・ロゥ=エルグラム - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

斜陽の射手レーヴァティンアリシア・ロゥ=エルグラム

プレイヤー:ゆきんこ

アリシア・ロゥ=エルグラムだ。ようこそ、私のアトリエへ」

年齢
39
性別
星座
天秤座
身長
171cm
体重
51kg
血液型
AB型
ワークス
UGNエージェントB
カヴァー
UGNエージェント(芸術家)
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
エンジェルハィロゥ
HP最大値
24
常備化ポイント
4
財産ポイント
4
行動値
22
戦闘移動
27
全力移動
54

経験点

消費
+2
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 それなりに名のある家に生まれた。人との繋がりが重要となる世界では、きな臭い噂の一つや二つはあるものだ。――「「キミが人を超えたいと言うのなら、我々の手を取ると良い」 私が彼らと出会ったのは、幾度目かの退屈なパーティーの夜だった。
名家の令嬢
経験 彼らの手を取り、辿り着いたのは「FH」という組織だった。幾度となく激痛を味わいながらも適合して見せた。嗚呼確かに、私はヒトを超えたものに成れたのだ。
元FHエージェント(敵対組織)
邂逅 私の作品を覚えてくれていた君へ。君にとっては、この世に星の数ほどある芸術のひとつに過ぎなくとも――あの時の私のとって、君の言葉は紛れもない救いだった。
東雲 瑞葉(恩人)
覚醒 侵蝕値 実験、投薬、拘束、施術……自ら望んだものだとしても、あの記憶はもう思い起こしたくなどないほどに忌まわしい。
素体 16
衝動 侵蝕値 良いじゃないか、ヒトならざるものが、ヒトのように振舞ったとて。我らは人なり、汝も人なり。たとえ圧倒的な力で捻じ伏せてしまったとても、人であることに変わりはない。ならば、抑える必要などない。そうだろう?
解放 18
侵蝕率基本値34

能力値

肉体1 感覚10 精神2 社会1
シンドローム0×2 シンドローム3×2 シンドローム1×2 シンドローム0×2
ワークス ワークス1 ワークス ワークス
成長1 成長3 成長 成長1
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃1 RC2 交渉
回避 知覚 意志 調達1
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
(固定ロイス)友人/シナリオロイス 東雲 瑞葉 友情 悔悟 FHから抜けるきっかけを作ってくれた人物であり、若い頃の自分の作品を覚えていてくれたことからも、尊敬に近い友情の念を抱いている。「嗚呼今度こそ、私は正しく生きて見せるとも。でなければ、胸を張って、君の友人を名乗れないだろう?」
両親 父と母 懐旧 隔意 確かに愛情を注いでくれていた人たち。かつての私は死んだことになっていて、もう会うことはないだろうけど――それでも、もう会えなくとも。どうか、貴方たちの幸せを祈ることを、許して欲しい。
過ち/償い FHエージェント 好奇心 恐怖 あの手を、決して取るべきではなかった。若さゆえの、どうしようもない過ち。二度と会いたくはないが……もしも出会ってしまったならば、私はどうするべきなのだろう。
かわいい猫の同僚 波川 寧子 友情 不安 ねこはかわいい。寧子(にゃー)もかわいいので好き。友達として好き。だが彼女自身に攻撃力があまりないため、いつか大怪我をするかもしれないと不安を抱いている。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
光の弓 1 メジャーアクション 〈RC〉 対決 視界 1
攻撃力LV+2 同エンゲージ不可
光の手 1 メジャーアクション
リアクション
〈RC〉 2
このエフェクトを組み合わせた判定は【感覚】で判定する。
マスヴィジョン 4 メジャーアクション シンドローム 対決 4 100%
攻撃力LV×5 1シナリオ中3回まで
コンセントレイト:エンジェルハイロゥ 2 メジャーアクション シンドローム 2
C値-LV(-2)
七色の直感 1 メジャーアクション 自動成功 単体 視界
対象の感情をオーラのように読み取る

コンボ

光弓一射

組み合わせ
光の弓コンセントレイト
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
5
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
10
8
2+2
3
100%以上
10+3
7
2+2
4

ギャラルホルン【終末の笛音】

組み合わせ
光の弓コンセントレイトマスヴィジョン
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
9
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
10
8
2+2
28
100%以上
10+3
7
2+2
29

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
コネ:UGN幹部 〈情報:UGN〉 ダイス+2個

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
50 0 82 0 0 132 0/132
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

名前 アリシア・ロゥ=エルグラム

性別 女性

年齢 39歳
外見はオーヴァードとなった20代頃から変わっていない。

性格 楽しいこと、面白そうなことが好き。
名前の通り外国人で、日本語は死ぬ気で勉強した。ただ少し間違って覚えた結果、口調がやや古めかしくなった。
尊大な物言いが多いように見えるかもしれないが、根は良い人。

過去 過去はFHエージェント。エージェントの仕事に嫌気が差してUGNに移行している。
(18歳ぐらいでFH入り。20歳ぐらいで足抜け。その時にNPCと出会う)
元は芸術家として大成するべく、「ヒトの範疇を超えた存在」に憧れ、力を欲してFHに入り、レネゲイドウィルスを投与され、オーヴァードとして覚醒する。
その後、覚醒させてくれたことを恩としてFHに身を置くが、他のエージェントが力を使って平然と人を殺している様を目撃し、組織に対しての不信感や嫌悪感を募らせていく。(事ここに至ってなお、「人並みの善性」を捨てきることができなかったため)
数年後、UGNエージェントの襲撃を受けたことをきっかけに、UGNへの移行を決意。(NPCともこの時に出会った)以降はUGNに身を置き、今の社会を守るために戦っている。

NPCの東雲さんとは、初対面で自分の作った彫刻(絵画)の事を覚えてくれていて、それを言ってくれた人なので、好感度がうなぎ上りになっている。


――――――――――――――………


――――絵を描くことが好きだった。彫刻を彫ることが好きだった。
自分の手で、この指先で、何かを創り、表現することは、何よりの喜びだった。

それでも。
認められないことに、評価されないことに、焦りを覚え始めたのはいつからだったか。

周りは次々と己の在り方を見つけ、羽ばたいていく。
一方で、自分は何も成せず、何も残せないまま。

――――このまま終わりたくない。
今思えば、それはどうしようもなく身勝手で、醜悪な言い訳でしかないだろうが。

「キミが人を超えたいと言うのなら、我々の手を取ると良い」

――――私の作品を、誰からも認められるような、素晴らしいものにしたい。

私が彼らの――FHの手を取ったのは、そんな理由からだった。


――――――――――――

私は彼らの拠点に案内された後、人智を超えた存在――オーヴァードになるべく施術を受けた。
それは困難と苦痛を極めたが、幸いなことに、私は適合したようだった。

なぜ、私に声を掛けたのかと問えば、彼らは、私に素養があったからだと言った。
元々、私の中に眠っていた力を、引きずり出しただけなのだと。

その時の私にとっては、どうでもいいことだった。

当時の私は、手に入れたその『力』に歓喜した。
望む色彩を望むだけ生み出せる指先。
自在に光を操る能力。
その使い道は無数にあり、瞬く間に、私は芸術家として大成した。
数多くの称賛を受けた、あの頃の私は間違いなく幸福だった。

――――………幸福だった、はずだった。

称賛の声を受ける度に、有名な賞を手にする度に。
少しずつ、少しずつ、自分の心は乾いていく。

――――何故だろう。

後ろめたいのか、と心の中で自分が問う。
努力ではなく、倫理の外にある術で栄誉を勝ち取ったことが後ろめたいのか、と。

そんなことはない、と自分が告げる。
自分はこの力を得るために激痛を味わい、何度も生死の境を彷徨い、文字通り命を懸けた。そも、実を結ばない努力に何の意味がある。

――――ならば、何故?
何故、こうも心が渇くのか。誰もが羨む栄誉と称賛に浴することが叶わないのか。


――――その答えを出せないまま、時間だけが過ぎていった。

――――――――――――――

決定的だったのは、FHに身を置いて一年余りが過ぎた頃。
それなりに交流のあったエージェントが、人を殺す様を目撃した時だった。

――――「何故、殺した?」

理由が欲しかった。
彼には殺すしかなかったのだと。足元に転がる骸には、殺されるだけの理由があったのだと。
彼は当然のように告げた。

――――「だって、ムカついたから」

それはまるで、明日の天気でも語るような気軽さで。
私が知らなかっただけで、彼は今までに何度も何度も、そうやって人を殺してきたのだと、分かってしまった。
愕然として立ち尽くす私を他所に、彼は尚も言葉を続けた。

――――「アンタだって同じだろ?」

違う、と言いたかった。
私は人を殺してなどいない。お前と同じではない。

だが、結局は何も言葉にならないまま。
ただ一人背を向け、逃げ出した。

同じだろう、と声がする。他ならない、自分の声が。
それを否定しきれない自分が、どうしようもなく嫌だった。

――――私は一番初めに、何を望んだのだろう。

FHの手を取るよりも昔。
一番初め、初めて絵画を、彫刻を見た時。
確かに何かを望んだはずだ。望んだから、ここまで来たのだ。

――――なのに、もう、思い出せない。


――――――――――――――――

それからも、結局は逃げ出すことすらせず、私は絵を描き、作品を作り続けていた。
それは命じられたからだ。FHのために、資金を用意せよと。
断らなかった。拒絶して、罰を与えられるかもしれないと思うと恐ろしかったから。
だから、逃げることもしなかった。望めば逃げられたのかもしれないが、そんな考えが浮かぶこともなかった。

心はとうに乾ききっていて、喜びなどどこにもなく。
それでも、相手の望むものは嫌でも分かる。それを形にする技術もあるから、金を生み出すのは簡単だった。

毎日毎日変わらない、牢獄のような日々。
自ら望んだ結末だろう、と私が嗤う。
私が望んだものはこんなものではない。それは分かる。けれど、

――――ならば何が違うのか。その答えが、どうしても分からない。



――――だから。

初めて彼女を見た時、驚いた。
自分とそう年も変わらぬであろう容姿で。
濡羽色の髪を揺らし、仲間を守るその姿に。

その姿は、とても――――……

――――「あなた、FHの人? 名前は?」
――――「……アリシア・ロゥ=エルグラム」
――――「アリシア……アリシア……ああ!」

そう言って、彼女は笑みを浮かべたのだ。

――――「私、あなたの描いた絵を見たことあるわ! 五年ぐらい前に、小さな展覧会で」

それは、私がまだオーヴァードに成り果てる前に描いた絵だった。
拙くて、粗だらけで、どうしようもない、評価なんてロクにされたこともないもので。
きっと誰の記憶に残ることもなく、消え去るのだと思っていた。

――――「あの絵、とても素敵だったわ。優しくて、どこか暖かくて」
――――「あなたに出会えて、よかった」

私の手を握ってくれた彼女の姿は、とても美しかった。
瑞々しくて、生き生きとしていて。それでいて、どこか優しくて、暖かくて。
あぁ、命とは、こんな色をしていたのだったか。

――――この形を、この姿を残したい。
湧き上がってくる衝動に、自分でも驚いた。
まだ私の中に、こんな情熱が残っていたのか――――いや。

――――そうだ、思い出した。

一番初めの、私の理由。

遺したいものがあった。
形にしたいものがあった。

だから筆を取り、だから彫刻刀を取った。
それが、どうしようもなく楽しかったから。だから、望んだのだ。

ずっとずっと先を、遥か遠い高みを。
そこに至れば、もっとできることが増えると信じて。

ただただ、楽しかったから。そのために、望んだのだ。


――――「思えば、随分と遠い所まで来てしまったな」
――――「なあ、君」
――――「私を、君のいる組織へ連れて行ってくれないか。何、別にタダでってわけじゃない。出世払いにはなるだろうが、相応の謝礼はするさ。FHに関して、私が知り得る限りの情報も教えよう」

私は、間違えてしまったけれど。
時計の針を戻すことが叶わないのなら、せめて。

――――「せめてこれからは、この力を正しく使いたい」

償いとは呼べなくとも、せめて。
これからの自分に、胸を張れる生き方を。

――――――――――

過去はこんな感じでわりと重いけど、今は吹っ切れてる。「FHとの縁も切れたし好きにやるぞー!!」って感じ。(楽しいこと、面白そうなことが好き、という性格も吹っ切れて以降のもの)
FHを抜ける時に、自分の作品で稼いだお金をほぼほぼぶんどってきたので、当初は割とお金があった。ほぼ土地代とアトリエ建設費に消えた。
アトリエは郊外のやや田舎みたいなとこにあるのかもしれない。位置は適当なので、シナリオ上都合の良い場所があったらそこにしてください。ただアトリエはすごく大きいし広い。とても広い。当初はヒャッハーテンションで別荘みたいなのを作ろうとしていたが、プールの設計をしている辺りで正気に戻った。「いや要らないだろ……管理どうするんだ……プールて……w」

アトリエと居住スペースは別で、建物自体分かれている。
居住スペースは本当に一人用の部屋という感じで、台所、水回り、寝室(ベット)みたいな必要最低限のものしかない。基本私物とか趣味のものは全部アトリエに置いている。

今は自分の作りたいものを自由に作っている。稀に評価されることもあるが、基本はほぼ無名の芸術家。本人はむしろ満足そう。
FHでの活動時は別の名前を使い、顔も出していなかったため、同一人物とも思われていない。調べれば、アゲハ蝶を意味する言葉で、夭折した芸術家の名前が出てくるだろう。(探られても面倒なのと、かつて表の世界で世話になった人たちに迷惑を掛けたくないため、死んだことにしている)
当然それでは食べていけないので、UGNエージェントとして活動することで資金を得ている。

――――――――――――――

友人の夫と家族については、その死に胸を痛めている。だが、アリシアが人を慰めることが苦手だったこともあり。今日に至るまで、その話題は極力出さずに過ごしてきたことだろう。もしかすると、それが原因で、やや疎遠になった時期もあったかもかもしれない。

その知らせを聞いた時、どうか間違いであってくれと願った。たとえ他の者が犠牲になっても構わない。罰ならば私が受けよう。だからどうか、彼らだけは――と。
願ったところで、何の意味もない。横たえられた骸と、その傍らに膝をついた友人の姿が、今尚脳裏に焼き付いている。ああ神よ、天上の父よ、汝が真におわすのならば、何故、斯様な悲劇を許したもうや。
――「何故、彼女ばかりが、どうして……!」
かける言葉など、見つかるはずもなく。ただ、私はその背を見つめるしかなかった。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 2

チャットパレット