“斜陽の射手”アリシア・ロゥ=エルグラム
プレイヤー:ゆきんこ
「アリシア・ロゥ=エルグラムだ。ようこそ、私のアトリエへ」
- 年齢
- 39
- 性別
- 女
- 星座
- 天秤座
- 身長
- 171cm
- 体重
- 51kg
- 血液型
- AB型
- ワークス
- UGNエージェントB
- カヴァー
- UGNエージェント(芸術家)
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- エンジェルハィロゥ
-
-
-
- HP最大値
- 24
- 常備化ポイント
- 4
- 財産ポイント
- 4
- 行動値
- 22
- 戦闘移動
- 27
- 全力移動
- 54
ライフパス
| 出自
|
| 名家の令嬢 |
| 経験
|
| 元FHエージェント(敵対組織) |
| 邂逅
|
| 東雲 瑞葉(恩人) |
| 覚醒
| 侵蝕値
|
| 素体
| 16 |
| 衝動
| 侵蝕値
|
| 解放 |
18
|
| 侵蝕率基本値 | 34 |
|
能力値
| 肉体 | 1
| 感覚 | 10
| 精神 | 2
| 社会 | 1
|
| シンドローム | 0×2
| シンドローム | 3×2
| シンドローム | 1×2
| シンドローム | 0×2
|
| ワークス |
| ワークス | 1
| ワークス |
| ワークス |
|
| 成長 | 1
| 成長 | 3
| 成長 |
| 成長 | 1
|
| その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
|
| 白兵 | |
射撃 | 1 |
RC | 2 |
交渉 | |
| 回避 | |
知覚 | |
意志 | |
調達 | 1 |
| |
| |
| |
情報:UGN | 1 |
ロイス
| 関係
| 名前
| 感情(Posi/Nega)
| 属性
|
| 状態
|
| (固定ロイス)友人/シナリオロイス
| 東雲 瑞葉
| 友情 |
/
| 悔悟 |
|
|
| 両親
| 父と母
| 懐旧 |
/
| 隔意 |
|
|
| 過ち/償い
| FHエージェント
| 好奇心 |
/
| 恐怖 |
|
|
| かわいい猫の同僚
| 波川 寧子
| 友情 |
/
| 不安 |
|
|
|
|
| |
―
| |
|
|
|
| |
―
| |
|
|
|
| |
―
| |
|
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限
|
|
| リザレクト
| 1
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| 自身
| 至近
| 効果参照
| ―
|
| (Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 |
|
| ワーディング
| 1
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| シーン
| 視界
| 0
| ―
|
| 非オーヴァードをエキストラ化 |
|
| 光の弓
| 1
| メジャーアクション
| 〈RC〉
| 対決
| ―
| 視界
| 1
| ―
|
| 攻撃力LV+2 同エンゲージ不可 |
|
| 光の手
| 1
| メジャーアクション リアクション
| 〈RC〉
| ―
| ―
| ―
| 2
| ―
|
| このエフェクトを組み合わせた判定は【感覚】で判定する。 |
|
| マスヴィジョン
| 4
| メジャーアクション
| シンドローム
| 対決
| ―
| ―
| 4
| 100%
|
| 攻撃力LV×5 1シナリオ中3回まで |
|
| コンセントレイト:エンジェルハイロゥ
| 2
| メジャーアクション
| シンドローム
| ―
| ―
| ―
| 2
| ―
|
| C値-LV(-2) |
|
| 七色の直感
| 1
| メジャーアクション
| ―
| 自動成功
| 単体
| 視界
| ―
| ―
|
| 対象の感情をオーラのように読み取る |
コンボ
光弓一射
- 組み合わせ
- 光の弓+手+コンセントレイト
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
- 10
- 8
- 2+2
- 3
- 100%以上
- 10+3
- 7
- 2+2
- 4
ギャラルホルン【終末の笛音】
- 組み合わせ
- 光の弓+手+コンセントレイト+マスヴィジョン
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 9
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 100%未満
- 10
- 8
- 2+2
- 28
- 100%以上
- 10+3
- 7
- 2+2
- 29
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説
|
| コネ:UGN幹部
|
|
|
| 〈情報:UGN〉
| ダイス+2個
|
経験点計算
| 能力値
| 技能
| エフェクト
| アイテム
| メモリー
| 使用総計
| 未使用/合計
| 50
| 0
| 82
| 0
| 0
| 132
| 0/132
|
|
容姿・経歴・その他メモ
名前 アリシア・ロゥ=エルグラム
性別 女性
年齢 39歳
外見はオーヴァードとなった20代頃から変わっていない。
性格 楽しいこと、面白そうなことが好き。
名前の通り外国人で、日本語は死ぬ気で勉強した。ただ少し間違って覚えた結果、口調がやや古めかしくなった。
尊大な物言いが多いように見えるかもしれないが、根は良い人。
過去 過去はFHエージェント。エージェントの仕事に嫌気が差してUGNに移行している。
(18歳ぐらいでFH入り。20歳ぐらいで足抜け。その時にNPCと出会う)
元は芸術家として大成するべく、「ヒトの範疇を超えた存在」に憧れ、力を欲してFHに入り、レネゲイドウィルスを投与され、オーヴァードとして覚醒する。
その後、覚醒させてくれたことを恩としてFHに身を置くが、他のエージェントが力を使って平然と人を殺している様を目撃し、組織に対しての不信感や嫌悪感を募らせていく。(事ここに至ってなお、「人並みの善性」を捨てきることができなかったため)
数年後、UGNエージェントの襲撃を受けたことをきっかけに、UGNへの移行を決意。(NPCともこの時に出会った)以降はUGNに身を置き、今の社会を守るために戦っている。
NPCの東雲さんとは、初対面で自分の作った彫刻(絵画)の事を覚えてくれていて、それを言ってくれた人なので、好感度がうなぎ上りになっている。
――――――――――――――………
――――絵を描くことが好きだった。彫刻を彫ることが好きだった。
自分の手で、この指先で、何かを創り、表現することは、何よりの喜びだった。
それでも。
認められないことに、評価されないことに、焦りを覚え始めたのはいつからだったか。
周りは次々と己の在り方を見つけ、羽ばたいていく。
一方で、自分は何も成せず、何も残せないまま。
――――このまま終わりたくない。
今思えば、それはどうしようもなく身勝手で、醜悪な言い訳でしかないだろうが。
「キミが人を超えたいと言うのなら、我々の手を取ると良い」
――――私の作品を、誰からも認められるような、素晴らしいものにしたい。
私が彼らの――FHの手を取ったのは、そんな理由からだった。
――――――――――――
私は彼らの拠点に案内された後、人智を超えた存在――オーヴァードになるべく施術を受けた。
それは困難と苦痛を極めたが、幸いなことに、私は適合したようだった。
なぜ、私に声を掛けたのかと問えば、彼らは、私に素養があったからだと言った。
元々、私の中に眠っていた力を、引きずり出しただけなのだと。
その時の私にとっては、どうでもいいことだった。
当時の私は、手に入れたその『力』に歓喜した。
望む色彩を望むだけ生み出せる指先。
自在に光を操る能力。
その使い道は無数にあり、瞬く間に、私は芸術家として大成した。
数多くの称賛を受けた、あの頃の私は間違いなく幸福だった。
――――………幸福だった、はずだった。
称賛の声を受ける度に、有名な賞を手にする度に。
少しずつ、少しずつ、自分の心は乾いていく。
――――何故だろう。
後ろめたいのか、と心の中で自分が問う。
努力ではなく、倫理の外にある術で栄誉を勝ち取ったことが後ろめたいのか、と。
そんなことはない、と自分が告げる。
自分はこの力を得るために激痛を味わい、何度も生死の境を彷徨い、文字通り命を懸けた。そも、実を結ばない努力に何の意味がある。
――――ならば、何故?
何故、こうも心が渇くのか。誰もが羨む栄誉と称賛に浴することが叶わないのか。
――――その答えを出せないまま、時間だけが過ぎていった。
――――――――――――――
決定的だったのは、FHに身を置いて一年余りが過ぎた頃。
それなりに交流のあったエージェントが、人を殺す様を目撃した時だった。
――――「何故、殺した?」
理由が欲しかった。
彼には殺すしかなかったのだと。足元に転がる骸には、殺されるだけの理由があったのだと。
彼は当然のように告げた。
――――「だって、ムカついたから」
それはまるで、明日の天気でも語るような気軽さで。
私が知らなかっただけで、彼は今までに何度も何度も、そうやって人を殺してきたのだと、分かってしまった。
愕然として立ち尽くす私を他所に、彼は尚も言葉を続けた。
――――「アンタだって同じだろ?」
違う、と言いたかった。
私は人を殺してなどいない。お前と同じではない。
だが、結局は何も言葉にならないまま。
ただ一人背を向け、逃げ出した。
同じだろう、と声がする。他ならない、自分の声が。
それを否定しきれない自分が、どうしようもなく嫌だった。
――――私は一番初めに、何を望んだのだろう。
FHの手を取るよりも昔。
一番初め、初めて絵画を、彫刻を見た時。
確かに何かを望んだはずだ。望んだから、ここまで来たのだ。
――――なのに、もう、思い出せない。
――――――――――――――――
それからも、結局は逃げ出すことすらせず、私は絵を描き、作品を作り続けていた。
それは命じられたからだ。FHのために、資金を用意せよと。
断らなかった。拒絶して、罰を与えられるかもしれないと思うと恐ろしかったから。
だから、逃げることもしなかった。望めば逃げられたのかもしれないが、そんな考えが浮かぶこともなかった。
心はとうに乾ききっていて、喜びなどどこにもなく。
それでも、相手の望むものは嫌でも分かる。それを形にする技術もあるから、金を生み出すのは簡単だった。
毎日毎日変わらない、牢獄のような日々。
自ら望んだ結末だろう、と私が嗤う。
私が望んだものはこんなものではない。それは分かる。けれど、
――――ならば何が違うのか。その答えが、どうしても分からない。
――――だから。
初めて彼女を見た時、驚いた。
自分とそう年も変わらぬであろう容姿で。
濡羽色の髪を揺らし、仲間を守るその姿に。
その姿は、とても――――……
――――「あなた、FHの人? 名前は?」
――――「……アリシア・ロゥ=エルグラム」
――――「アリシア……アリシア……ああ!」
そう言って、彼女は笑みを浮かべたのだ。
――――「私、あなたの描いた絵を見たことあるわ! 五年ぐらい前に、小さな展覧会で」
それは、私がまだオーヴァードに成り果てる前に描いた絵だった。
拙くて、粗だらけで、どうしようもない、評価なんてロクにされたこともないもので。
きっと誰の記憶に残ることもなく、消え去るのだと思っていた。
――――「あの絵、とても素敵だったわ。優しくて、どこか暖かくて」
――――「あなたに出会えて、よかった」
私の手を握ってくれた彼女の姿は、とても美しかった。
瑞々しくて、生き生きとしていて。それでいて、どこか優しくて、暖かくて。
あぁ、命とは、こんな色をしていたのだったか。
――――この形を、この姿を残したい。
湧き上がってくる衝動に、自分でも驚いた。
まだ私の中に、こんな情熱が残っていたのか――――いや。
――――そうだ、思い出した。
一番初めの、私の理由。
遺したいものがあった。
形にしたいものがあった。
だから筆を取り、だから彫刻刀を取った。
それが、どうしようもなく楽しかったから。だから、望んだのだ。
ずっとずっと先を、遥か遠い高みを。
そこに至れば、もっとできることが増えると信じて。
ただただ、楽しかったから。そのために、望んだのだ。
――――「思えば、随分と遠い所まで来てしまったな」
――――「なあ、君」
――――「私を、君のいる組織へ連れて行ってくれないか。何、別にタダでってわけじゃない。出世払いにはなるだろうが、相応の謝礼はするさ。FHに関して、私が知り得る限りの情報も教えよう」
私は、間違えてしまったけれど。
時計の針を戻すことが叶わないのなら、せめて。
――――「せめてこれからは、この力を正しく使いたい」
償いとは呼べなくとも、せめて。
これからの自分に、胸を張れる生き方を。
――――――――――
過去はこんな感じでわりと重いけど、今は吹っ切れてる。「FHとの縁も切れたし好きにやるぞー!!」って感じ。(楽しいこと、面白そうなことが好き、という性格も吹っ切れて以降のもの)
FHを抜ける時に、自分の作品で稼いだお金をほぼほぼぶんどってきたので、当初は割とお金があった。ほぼ土地代とアトリエ建設費に消えた。
アトリエは郊外のやや田舎みたいなとこにあるのかもしれない。位置は適当なので、シナリオ上都合の良い場所があったらそこにしてください。ただアトリエはすごく大きいし広い。とても広い。当初はヒャッハーテンションで別荘みたいなのを作ろうとしていたが、プールの設計をしている辺りで正気に戻った。「いや要らないだろ……管理どうするんだ……プールて……w」
アトリエと居住スペースは別で、建物自体分かれている。
居住スペースは本当に一人用の部屋という感じで、台所、水回り、寝室(ベット)みたいな必要最低限のものしかない。基本私物とか趣味のものは全部アトリエに置いている。
今は自分の作りたいものを自由に作っている。稀に評価されることもあるが、基本はほぼ無名の芸術家。本人はむしろ満足そう。
FHでの活動時は別の名前を使い、顔も出していなかったため、同一人物とも思われていない。調べれば、アゲハ蝶を意味する言葉で、夭折した芸術家の名前が出てくるだろう。(探られても面倒なのと、かつて表の世界で世話になった人たちに迷惑を掛けたくないため、死んだことにしている)
当然それでは食べていけないので、UGNエージェントとして活動することで資金を得ている。
――――――――――――――
友人の夫と家族については、その死に胸を痛めている。だが、アリシアが人を慰めることが苦手だったこともあり。今日に至るまで、その話題は極力出さずに過ごしてきたことだろう。もしかすると、それが原因で、やや疎遠になった時期もあったかもかもしれない。
その知らせを聞いた時、どうか間違いであってくれと願った。たとえ他の者が犠牲になっても構わない。罰ならば私が受けよう。だからどうか、彼らだけは――と。
願ったところで、何の意味もない。横たえられた骸と、その傍らに膝をついた友人の姿が、今尚脳裏に焼き付いている。ああ神よ、天上の父よ、汝が真におわすのならば、何故、斯様な悲劇を許したもうや。
――「何故、彼女ばかりが、どうして……!」
かける言葉など、見つかるはずもなく。ただ、私はその背を見つめるしかなかった。
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