容姿・経歴・その他メモ

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元々はお馬鹿で元気な子だった。
両親の仲も、姉との関係も良好だった。

ある日、姉が全てを壊すまでは。
姉は「お前だけは、私の不幸に関わっていないから、これで済ませる。生きるか死ぬかは天に委ねる」
そう言い、燃える車内に置き去りにされた。

燃える車内で意識が朦朧になり、死へ向かうさなか、上から声が聞こえた。
「生きたいか？力が欲しいか？」
「なら、この手を掴め。お前が次のパーサーナックス。龍の神になるのだ。継承の時まで、永劫の刻を生きるのだ」

それから、少女は変わった。
自身を神と名乗り、不遜な態度をとり続ける。
少女の不幸に周囲は最初は同情していたが、次第に距離を置いていった。

それでも、少女は傷を見せない。何故なら、彼女は神様だから。

「でも、性格ってあんま変わってないよね。バカのままだし。そりゃ、全く変わってないわけじゃないけど」
「姉の話題にならない限りは、昔とそんな変わらない」

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